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不定期日記

 2020年10月25日(日)
 Bヘッドを飾ろう

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日は10月最後の日曜日です。秋もすっかり深まって、スーパーの店先にはぶどうや梨、柿など秋の果物が並び、夏の間は影を潜めていたおでんや鍋の具材が目に付く場所に並べられる様になりました。我が家でもついこの間までは豆腐を冷奴で食べていましたが先週から湯豆腐に切り替えるなど、ささやかながら食の衣替えを進めています。うちの女房は”冬場は鍋が出せるので夕飯のメニューを考えるのが夏場より楽”と言っていますが皆さまのご家庭ではいかがですか?確かに鍋は色々な味のものが有るし具材も様々に変えられるので飽き難いですよね。私の場合、鍋の日はお酒も進むので飲み過ぎ注意です。

さて、模型の方は先週、大物1/6フィギュアが完成して一息付いています。達成感と疲労感が混ざり合ったけだるさの中、緩い作業で以前作った 1/12JKフィギュアのBヘッド飾り台を作りましたので、今回はそれを紹介させていただきます。

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MK2の 1/12JKフィギュア JKSPM-12S、私の作例は今年2月に完成し、最終的に上写真右のビネットに仕立てました。一方このキットは上写真左のBOXプリントのごとくヘッドが2種類入っていてどちらか選べます。また上手く作れば完成後も付け替えて遊ぶことができます。私の作例も付け替え可能ですが、Aヘッドで正面を向く様にビネットを作ったため、Bヘッドではそっぽを向いてしまって絵になりません。それでBヘッドは出番がなく放置していました。しかしBヘッドもせっかく塗ったんだしどうせなら飾ってあげたい・・と言うことで展示台製作です。

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このフィギュアのヘッドは首と胴体の間を斜めに切って分割されています。従って展示台も斜めに切り立った面を作って取り付けないと顔が正面を向いてくれません。私は何かスクラッチする時は大抵図面を描きますが、今回のケースは行き当たりばったりで作った方が速いので図面は描きませんでした。上写真上段左、首が取り付く斜面の角度と高さおよび底面の円板との位置関係が決まれば後は力ずくでパテ盛りして削って造形終了。続いて塗装は上写真下段左からサフ→黒→斜面グレー&トップコートで完成です。

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早速Bヘッドを取り付けました。この展示台を作る前は上写真左のごとく洗濯挟みに挟まれてその辺に転がされていましたが、展示台に付けると作品っぽくなりました。Aヘッドとは全然違う顔立ちなんだけれど、この子はこの子でちゃんとカワイイのは流石カリスマ造形師まっつく先生の偉大なところです。


 2020年10月18日(日)
 PVCフィギュアリペイント 第6話(最終話) 『完成!』

 また日曜日がやって来ました。今日は10月の第3日曜日で気が付けば10月ももう後半、年末まであと2ヶ月ちょっとなんですね。月日が経つのが何と速いことか。昔から『少年老い易く学成り難し』と言いますが、自分に置き換えれば『老人益々老い作品完成し難し』です。近年は特にこの現実をひしひしと感じています。まだやりたいことの半分、いや1/10も出来ていないのに、この先元気で模型弄っていられるのはあと10年くらいかなぁ・・。その10年も自分の健康に気を付けていないと短くなる可能性大です。できるだけ長く模型を弄っていたいから、これからは健康管理をしっかりと、そして何よりもせっせと手を動かして模型の完成品を増やして行こうと思います。

さて、模型の進捗ですが、先週は長らく弄っていたPVCフィギュアリペイントがようやく完成しました。リペイント開始から完成までおよそ1年。これが私の1/6フィギュア第1作となります。それでは早速完成写真をご覧ください。

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元は SUB-ZERO というメーカーから出ていたPVC製塗装済み完成品 JYOSHI-KOUSEI です。ルーズソックスと手に持ったぺちゃんこの学生カバンから、平成一桁ごろの女子高生であることが分かります。この、「塗装済みフィギュアを塗り直す」という行為は愛好家の間ではかなり広く行われていて、フィギュアの楽しみ方の1ジャンルと言っても過言ではないでしょう。ただし、PVCフィギュアのリペイントには一般のプラモデルとは異なる注意点があります。
 
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そもそもPVCとはポリ・ビニル・クロライドの略で日本語ではポリ塩化ビニル、塩ビと略されることも多いです。塩ビは可塑剤を混ぜて柔らかくすることができるため、硬質塩ビから軟質塩ビまでさまざまな硬さのものが作られ使われて来ました。軟質塩ビは落しても割れないし、多少踏んでも壊れないのでおもちゃの世界では好んで使われ、この JYOSHI-KOUSEI も軟質塩ビでできています。当然柔らかくするための可塑剤が大量に含まれていますが、この可塑剤が塗装の邪魔をします。軟質塩ビの表面に鼻を近付けてにおいを嗅ぐと独特のビニール臭がしますがこれが可塑剤のにおいです。つまり可塑剤は長年に渡り塩ビの表面に染み出し、揮発し続けるという訳。従って軟質塩ビの表面にいきなり模型用の塗料を塗ると染み出した可塑剤が塗料に作用して、艶消しだった塗面がいつの間にかテカテカの光沢面になってしまいます。これを防ぐには可塑剤に侵食されない塩ビ用の塗料を使わなければなりません。この作例では肌色以外の部分は元々塗ってあった塩ビ用塗料を剥がさずにその上に模型用塗料を塗ったので、可塑剤の侵食は有りません。一方肌色部分は元々無塗装の成形色でした。そこにラッカーの肌色を塗ったのですが、真夏の猛暑日が何日か続いた後、見事にテカテカになってしまいました。9月に再度艶消しトップコートをして1ヶ月、今のところ艶消しが保たれていますがそのうちまたテカテカになってしまうかも知れません。展示会に出す時には直前に艶消しトップコートを掛けるつもりですが、何度もトップコートを繰り返した時どうなるか、ちょっと不安です。
 

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塗装の技術的な話はこのくらいにして作品に戻りましょう。平成初期の女子高生と言うことで、顔を塗り直す際、自分の嫁さんの高校時代の写真をモデルにしました。薄っすら似ましたが、実物はこんなに美人ではありません。最後、上写真右は1/12との比較です。やはり1/6は大きくて存在感が違います。今のJKフィギュアのスケールの主流は1/12や1/20だけど、1/6のキットが続々出て来る様になれば飛行機模型の1/32みたいな感じで作り甲斐があって楽しいと思います。


 2020年10月11日(日)
 JKHD-12S 第3話(最終話) 『完成!』

 2週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先週は日記を更新できなくて済みませんでした。特段体調が悪い訳ではなかったのですが、色々と用事が重なって日記の更新まで手が回りませんでした。中でも時間を取られたのは室内の掃除と片付けです。確かにこの数年、物品整理をさぼっていました。それで、同居していた父が亡くなって空いた部屋とか、長男が進学して家を出たので空いた部屋などに適当に荷物を放り込んでいたところ、いつの間にか足の踏み場もないほど散らかってしまったんです。部屋の奥にあるモノを取ろうとしてもそこに行き着くのに苦労する様になり、流石にこれはまずいと言うことで女房と2人一念発起して片付け始めました。1週間経ち、ようやく1部屋片付きましたがもう1部屋はカオスのままです。ちょっと疲れたので残りの整理整頓は後回しにするけれど、これからはもっと小まめに片付けようと思います。

さて、模型の方は JKHD-12S が完成しました。全3話での完成は私にしては異例の速さです。やはり1/12フィギュア作り5体目にして自分なりの手順が固まったのがスピードアップの要因ですね。それでは最終工程の顔塗りからご覧ください。

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人形は顔が命ですから顔の塗装には特に力を入れます。私のやり方は、ラッカーで下地を作り(左端)、油彩で本塗りして(中央)、エナメルで仕上げる(右端)というもの。特に黒目は今回からエナメルのクリアーカラーを使う様になって表現の幅が広がった気がします。あと、歯の描き方もちょっとしたコツを掴みました。

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上2枚、完成写真全身像です。私はフィギュアが完成するといつも下の名前だけ付けるのですが、この娘には苗字も付けました。猫目レイコです。え?どこかで聞いた様な名前だし服の色柄も見たことあるって?そ・そうかなぁ・・気のせいですよ、きっと。
 

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この作例の設定は、ハロウィンの日にカラーコンタクトと猫耳パーカーでちょっと仮装っぽいことをして見たおちゃめな女子高生 です。10月31日の夕刻、自宅でくつろいでいると不意に玄関のチャイムが鳴る。出て見るとこの娘がこの姿で立っていて「トリックオアトリート!」と言って来る。そうしたら肩から下げているドラムバッグにお菓子をいっぱい詰め込んであげたくなります。


 2020年9月27日(日)
 JKHD-12S 第2話 『彩色順調』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。秋彼岸も過ぎ、昼よりも夜の方が長い季節に入りました。私は仕事柄朝が早いので日の出が遅くなったことを肌で感じています。だいたいこの時期になると家を出る時にまだ太陽が出ていません。それでも9月のうちは東の空が白んでいるのですが、10月に入るともう真っ暗で徐々に悲壮感が漂い始めます。やがて毎朝車のフロントガラスが結露する様になり、11月下旬のある日、その結露が氷結する「初霜」が観察されたら私の中で冬が始まるのです。そしてあっという間に師走に入り、また1年が終わって行く・・時の流れの何と速いことか。それに引き換え作りたい模型はまだまだ沢山あります。手を動かさなければなりません。

そう言う訳でこの1週間、JKHD-12S をせっせと作っていました。PVCフィギュアリペイントの油絵具が乾く間にこっちを完成させるほどの意気込みで取り組んでいます。

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まず素肌部分の塗装ですが、フィギュアを始めてから1年2ヶ月を費やしてようやく自分なりの塗装手順が固まりました。下地処理から始まって使う塗料の種類、塗り重ねの層数、仕上げのやり方等々試行錯誤を繰り返し、1/12フィギュア5体目にして遂に納得できる方法にたどり着いたという訳です。やり方が定まるとやり直しの手戻りや失敗のリカバリーがなくなり、速くきれいにできる様になります。今回到達した方法はとても気に入っているので、今後改良することは有っても大きく変えることは無いでしょう。

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以前にも書いたことがありますが、素肌に比べれば服やバッグの塗装ははるかに楽です。素肌は生きている感じを出すために何層も重ねて半透明に見せたり、微細なムラで肌のキメを表現したりする必要があります。それに対し服やバッグは所詮人間が作った物なので、基本ベタ塗りの上に少しシャドーとハイライトを置けば十分それらしくなります。上写真左はスカート、右はバッグをそれぞれ塗り上げた状態ですが、私はもうこれで十分満足しました。特にバッグはキットの出来が大変良くて、表面の質感が実物に忠実に再現されているため、筆塗りしてエッヂに墨入れしただけでとても良い雰囲気に仕上がってくれました。今回は写真は上げませんでしたが、胴体と顔も並行して塗り進めているので、このキットの早期完成も夢ではありません。


 2020年9月20日(日)
 PVCフィギュアリペイント 第5話 『植毛にチャレンジして玉砕』

 9月も下旬に入り秋の始まりを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。世の中シルバーウイークですね。昨日の土曜日から明後日の秋分の日まで4連休という方も多いと思います。私の今の職場は年中無休の食品スーパーなのでカレンダーの休日と自分の休みはあまり関係ないのだけれど、シフトの巡りあわせで偶然今日から明後日まで3連休が取れました。コロナ禍が続いているこのご時世、特段どこかに出掛ける予定はありませんが3日間休みだと気持ちに余裕ができますね。趣味の模型弄りはもちろんやるけれど、最近さぼっている家の掃除や不要物の整理などやろうと思います。

さて、今回の模型の話題はPVCフィギュアリペイントの進捗状況をお届けします。1/6フィギュア塗装のテストベッドとして塗り進めていたこのアイテムですが、下半身・腕・胴体 と塗り上がり、いよいよ最終段階の頭部の塗装に突入しました。

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では時系列で見て行きましょう。上写真左端が初期状態です。この塗装済み完成品をバラして塗り直したわけです。中央はリペイントを開始したところ。この段階で前髪パーツは破棄しました。そして右端が顔を仕上げた状態。油絵具を使ったので中央から右端まで1ヶ月以上掛かりました。

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続いて前髪に掛かります。オリジナルの前髪パーツを破棄したのはその髪型が気に入らなかったからです。もっと普通の自然な感じにしたかった。その方法としてドール用の髪を貼り付ける、いわゆる植毛を考えていました。今から思うとまさに無謀でしたね。一度もやったことが無いのに植毛なんていう高度な技をそれも顔を仕上げた後からやるなんて。結果がどうなったか上写真2枚をご覧いただければ分かると思います。無数の細い髪の毛を思った通りにコントロールするのはもっともっと修行を積まなければムリです。

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結局植毛は断念し、エポキシパテで前髪を造形しました。顔を仕上げてしまっているのでダメージを与えない様に慎重に慎重に。凄く気を使いましたがどうにか上写真右端のごとく塗り上がりました。これを本体に取付ければ完成なんだけれど、髪の塗装に油絵具を使ったので乾くまで時間が掛かります。最終的な完成は1ヶ月後といったところです。


 2020年9月13日(日)
 JKHD-12S 第1話 『最新キットを組んで見る』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東はこの1週間連日30℃超えの真夏日が続き、もういい加減涼しくなってくれ〜・・と思っていたところ、昨日土曜日は雨が降って最高気温26℃とようやく30℃を割りました。週間天気予報では今日からまたしばらく真夏日になるみたいだけれど、これからはひと雨ごとに涼しくなる感じですかね。気が付けば次の週末は秋分の日を含む4連休。お彼岸が過ぎた後はぐっと涼しくなることを期待しています。

さて、模型の方は8月31日に発売されたばかりの新製品、MK2 JKHD-12S を始めました。仕掛りのPVCフィギュアリペイントと熟裸婦はどうした・・という声が聞こえて来そうですが、それらは塗装で難しい局面に差し掛かっていて記事にするほどの進展が有りません。そこで今回は最新のJKフィギュアのご紹介です。

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このフィギュアはJKフィギュアの第一人者:まっつく先生のオリジナルブランド:MK2のシリーズ最新作です。元々WF(ワンダーフェスティバル)2020夏で発表/発売されるはずでしたが、WFがコロナ禍で中止となった影響で予定より少し遅れた8月末日に発売されました。今回のJK嬢はパーカーを着てフードの猫耳を引っ張り可愛さをアピールしているおちゃめさん。大きなドラムバッグを下げた姿は斬新で現代を感じます。しかし決してきらびやかなアイドルなどではなく、どこにでもいそうな普通の女の子。MK2のJKシリーズはそういう日常性に貫かれていて私の感性にピッタリなんです。

それでは早速組立てましょう。下半身・スカート・胴体の分割はオーソドックスでスラスラと組めました。頭部は左右分割のフードに顔面パーツを押し込む方式でフードと顔のすき間/奥行きまで見事に再現しています。若干修正が必要なのは腕パーツで、手先の猫耳まで一体となっているため、肩と猫耳基部の2ヶ所で本体と接します。こういう分割では2ヶ所ともピッタリ合うのは難しく、どちらかを合わせれば他方にすき間や干渉が出るのはやむを得ないところ。このキットもガタが有りますが腕パーツをちょっと熱矯正してやると随分落ち着きました。洗浄や煮沸などの前処理を除くと実質1日で組立て完了です。長年ロシア東欧系の古い飛行機キットばかり作って来たせいなのか、レジンフィギュアの組立てで難しいと感じたことは今までありません。



 2020年9月6日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第6話 『新兵器導入』

 月が変って9月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。9月に入れば暑さが収まるかと思って期待していたのですがなかなかどうして、まだまだ残暑が続いています。しかし地球規模での季節の変化は着実に進んでいる様で台風が頻繁にやって来る様になりました。台風シーズンと言えば秋ですからもう夏は終わったと見て良いでしょう。ただしこのところの台風はちょっと様子がおかしいですね。8月最終週から今週にかけて台風8,9,10号と3つたて続けに接近していますが、3つとも割と日本の近くで発生し、九州の西をかすめて朝鮮半島に向かうコースを取っています。朝鮮半島に上陸して中国東北部に至る台風は私の記憶にはありませんでした。これも地球温暖化の影響なんでしょうか。だとすればこれから先、台風の標準的なコースが変わるのかも知れません。

さて、模型の方は先週に引き続き、熟裸婦フィギュア SS-601 の進捗をお届けします。今回の記事のメインは油絵具の乾燥についてです。

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  溶き油の比較    L4:油彩肌色赤(筆)   
 
油絵具は良く延び、ムラになり難く、じっくり時間を掛けて微調整することができるので、不器用な私がフィギュアを塗装するのに持って来いの画材です。上画像右は油彩筆塗りで第4層を塗った SS-601 の現在の状況。肌の微妙なグラディエーションがそこそこ描けているのも油絵具のおかげです。ただし油絵具は乾くのが異常に遅く、本当に完全に乾燥するには半年から1年掛かります。それは油絵具の乾燥メカニズムによるもので、簡潔に言うと油分が蒸発して乾くのではなく、油分が化学反応(酸化重合)して固まって乾くため、反応に時間が掛かるという訳です。この「油分」とは元々絵具に含まれているものの他、描く時に絵具をゆるめる溶き油が主となります。油絵具の乾燥時間をコントロールしたいという需要は昔からあり、現在では遅乾性、速乾性、その他多種多様な溶き油が市販されています。上画像左は色々な溶き油の乾燥特性を自分で確認した試験片ですが、一番速いものでも綿棒で擦って絵具が取れなくなるまで2週間掛かりました。この試験片は通常のプラモデルと同じポリスチレンですが、レジンフィギュアの材質であるポリウレタンだと乾燥はさらに遅く、ポリスチレンの2〜3倍掛かります。つまり、レジンフィギュアを油絵具で塗るとおよそ1ヶ月は触れない訳です。 
 

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何とか少しでも油絵具の乾燥を速める方法はないものか・・色々調べると温度が高いほど速く乾くことが分かりました。油分の化学反応が温度が高いほど速く進むという訳です。そこで家電の食器乾燥機を導入しました。これは上写真左のごとく、食器を並べる容器の下から電気ヒーターで温めるという単純なもの。温度調節機能は付いていませんが連続運転すると庫内温度は45℃程度で安定しています。ポリウレタンの熱変形温度はモノによって幅があるけれど大体80℃〜90℃ だから、45℃連続暴露は問題なし・・ということで早速塗りたての SS-601 を温めて見ました。すると4日間の暴露で綿棒で擦っても絵具が取れなくなりました。今まで1ヶ月掛かっていた工程が4日で済むのは大きいです。これで制作ペースも速まるでしょう・・多分・・・。


 2020年8月30日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第5話 『SS-601本塗装開始』

 今日は8月最後の日曜日です。明後日からは9月に入るというのに何でしょうこの暑さは。1週間前の日曜日は最高気温が30℃に届かず、ようやく猛暑が収まったかと思いきや、翌月曜日から再び気温が上昇、結局連日猛暑日あるいはその直前の残暑がぶり返してしまいました。週間天気予報を見るとこの残暑は明日までで、9月になれば暑さは収まることになっていますがどうなることやら。我が家では一室だけクーラーをかけっぱなしにしてあり、他の部屋で耐えきれなくなるとその部屋に逃げ込む様にしています。夜はその部屋で寝るのでクーラーは昼夜かけっぱなし。来月の電気代が怖いです。

さて、模型の方は久しぶりに 1/6熟裸婦フィギュア の進捗をお伝えします。先行するPVCフィギュアのリペイントでどうにか1/6フィギュア塗装の感触をつかんだので、熟裸婦も重い腰を上げて本塗装に入りました。

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L0:組立て完了 L1:ラッカー肌色(エアブラシ) 

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L2:油彩赤(筆) L3:ラッカー肌色(エアブラシ)

上画像4枚、L0〜L3まで工程順にスキャナーで記録しました。5週前のPVCフィギュアリペイントの回で書きましたが、人間の皮膚は半透明なので下層が透ける様に半透明の塗膜を塗り重ねています。L3とはレイヤー3の意味で第3層です。この後さらに油彩を2層重ね、L5で塗り上がりの予定。ところでこの熟裸婦を収容する自作ドールハウスですが、6月21日の日記を最後に止まってしまいました。停滞の原因は夏の暑さです。ドールハウスも1/6となると相当大きいのでクーラーのない模型部屋では少し取り廻しただけで汗だくになり収拾が付きません。無理に進めると失敗しそうなので再開は確実に涼しくなる秋彼岸ごろを考えています。それまでに住人の熟裸婦がどのくらい進むか。今のペースだと熟裸婦単体は年内に完成しそうだけれど、ドールハウスは年を越しそうです。


 2020年8月23日(日)
 PVCフィギュアリペイント 第4話 『リアルさの追求は難しい』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東では8月9日辺りから2週間続いた猛暑がようやく収まる気配を見せ、今日の早朝は久しぶりに「少しは涼しいかな」と感じる気温になりました。実は今日は所属している模型サークルの例会に出掛けるのでこの記事を書いているのは朝6時です。従って昼間の気温がどの位上がるかまだ分からないのだけれど、天気予報では最高気温30℃となっていて、連日35℃超えの猛暑日あるいはその寸前だった昨日までと比べれば多少涼しい予定です。カレンダーを見れば今日は二十四節季の「処暑」。暦通りそろそろ暑さが収まって、1ヶ月後の秋彼岸に向け涼しくなってくれることを望みます。

さて、模型の方は先々週にセーラームーン、先週は潜水艦が完成して一区切り付いた感があります。次は本命の1/6熟裸婦を進めたいところだけれど、1/6フィギュア塗装を自分なりに習得する必要から、PVCフィギュアリペイントを先行させます。それではこの1週間の進捗をご覧ください。

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下半身が完成しました。これで全高20cm(台座込み)ありまして、なかなかの存在感です。塗装のポイントは何と言っても素肌部分の質感。服や靴は所詮は人間が作ったものなので、普通に塗れば十分それらしくなります。しかし素肌部分はそうは行きません。ただ肌色を塗っただけだとマネキン人形になってしまいます。どうすれば血の通った生きた体に見えるのか、自分なりに試行錯誤した結果の現在の到達点がここです。フィギュアを作り始めて1年と少し、今まで1/12を4体作ったけれど、それらとはかなり違った塗り方になりました。とりあえず自分では納得したのでこの方法で全身完成を目指します。本命の熟裸婦も同じ塗装法で同時進行の予定。


 2020年8月16日(日)
 ウィスキーロングビン級 第5話 『完成!』

 今年もお盆が過ぎ、8月も後半に入りました。今日までお盆休みで明日から仕事という方、多いのではないでしょうか。私がパートで働いている食品スーパーは年中無休なのでお盆の期間中も通常通り、週4日の自分の勤務シフトをキッチリこなしました。食品スーパーって社会のインフラなんですね。電気や水道ほどではないけれど確かに無いと困ります。ところでこの1週間暑かったですね。全国的に猛暑になっていて、場所によっては40℃を超えたところもチラホラ。幸いなことに食品スーパーは店全体が大きな冷蔵庫の様なものなので働いていても熱中症に罹ることはありません。この時期は外を歩いていて暑さに耐えきれなくなった人が店内に逃げ込んで来ることもしばしば。食品スーパーはそんなところでも皆さまのお役に立っています。

さてと、模型の方は久々にフィギュアから離れて潜水艦を弄っていたところ、予想外に気分が乗ってポンッと完成しました。いつもなかなか完成させられない私ですが、完成する時っていうのはこんなものなんですね。

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1.塗装前  2.サフの上に黒

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3.基本色塗り終わり  4.細部を調整して完成!
 
今回完成したのは ピットロード1/350 ウィスキーロングビン級 です。これは私のレジンキット初体験として着手しました。しかし上写真3の状態まで作って中断。その後は坂を転がる様に女の子フィギュアに傾倒して行きます。実際に私のレジンキット初完成となったのは 1/12女子高生(後にビネット水たまり)です。それから約1年間フィギュアの連作となり、1/12x4体,1/15x5体が完成。そして1/6x2体の制作中に油絵具の長期乾燥待ちとなったため、この潜水艦を何気なく弄り始めたら妙に気が乗ってスラスラと完成しました。それでは 1/350 ウィスキーロングビン級 の完成写真をご覧ください。
 
 
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制作過程詳細等は後日「赤い海」にUPしようと思います。ここでは一つだけ私見を書かせていただきますと、フィギュア塗装を経験することは他の全ての模型塗装にとって有益だと思います。フィギュア経験前は「こんな細かい塗装できないよ!」と思っていたことができる様になったり、微妙なグラディエーションを付けて実感を高めるなど、新境地が拓けます。皆さんもぜひ一度、フィギュアを塗ってみたらいかがでしょうか。

 

 2020年8月9日(日)
 食玩フィギュアリペイント・完成!

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年の梅雨明けは例年より遅く、ここ関東地方では8月1日に梅雨明け宣言が出ました。以来今日で9日目ですが、私が住んでいる地域では雨が降らない日が続いています。梅雨明け前はいやと言うほど雨続きだったのに本当にガラッと変わるものです。暑さもひときわ厳しくなり、この先数週間が暑さのピークでしょう。熱中症対策に加え、今年はコロナウィルスからも身を守らなければなりません。現実を受け止め、自分ができることをやるのみです。

さて、模型制作ですが、セーラームーン食玩フィギュアリペイントが遂に完成しました。着手したのは6月下旬だから、ひと月半ほどで5体完成したことになります。まあリペイントなんでキットの制作よりはるかに工数が少なかったけれど、普段手の遅い私にしては異例のハイペースでした。

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このシリーズのスケールは1/15、全長11cmと5体全部揃えるには手ごろなサイズです。材質は軟質PVC(いわゆるソフビ)なのでディティールが甘いかと思いきや、なかなかどうして細部まで良く出来ています。またポーズが良いですね。上の画像は食玩パッケージの実写人物にできるだけ近いアングルでフィギュアを撮影したものですが、かなり良い雰囲気で本物を活写できていると思います。

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そういう訳で造形の出来が良いので高いモチベーションで塗装することができました。私にしては速いペースで完成したのもそれが原因だと思います。勢いで5体一括展示台まで作りました。初めは全員同じ平面に立っていたのだけれど、やはり後ろの人はどうしても隠れてしまうので持ち上げました。本物なら前の人がしゃがんで写真が撮れるけれど、フィギュアではそうも行きませんから。

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上画像はフィギュアの命=顔のアップの比較マトリクスです。左端と中央がリペイントのBeforeとAfter。右端が本物(パッケージ写真の部分拡大)です。BeforeとAfterを比べれば確かにリアルさは増しているのだけれど本物には遠く及ばず、さらに本物に似せるのはリアル化とはまた別の才能が要る様です。目や眉の微妙な曲線、鼻の形、口の大きさ etc。人間の顔立ちにはそれぞれ個性が有り、各要素がバランス良く調和した時に美しいと感じるのでしょう。フィギュア・・・深いです。


 2020年8月2日(日)
 食玩フィギュアリペイント・鋭意塗装中

 月が変って8月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。暗い話題ですがコロナ禍は一向に収まる気配がなく、遂に岩手県で感染者が出るなど全国的に新規感染者数が増え続けています。一回目の流行の山が一旦収まってそれから再び増えているのだから、素人目には第二波が来ているとしか見えないのですが、国や都のリーダーからは「第二波」という言葉は聞こえて来ません。報道によるとまだ第一波の真っ最中だとする説もある様ですが、第一波/第二波という言葉の定義の説明がないのでチンプンカンプンです。まだ詳しいことが分かっていない病気なので仕方がない面もあるのでしょうが、分からない=正しい対処行動が取れない ということなので収束にはまだ時間が掛かりそうです。分からないとは恐ろしいことだとつくづく感じました。

さて、模型弄りはセーラームーン食玩フィギュアリペイントの油絵具がようやく乾いて来たので今週はその途中経過をお送りします。

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この実写版セーラームーンの食玩フィギュアは全部で5体出ています。そのうちの1体:セーラーヴィーナスは先行完成済で、今は残り4体を同時制作中です。先行で1体仕上げたお陰で制作の手順や要領が分かっているため作業はスムーズ。上写真2枚は各胴体と胸および腰に付くリボンを塗り上げたところです。塗ることでパーツを良く観察したので分かったのですが、共通パーツが有りません。胴体はそれぞれポーズが違うので別金型なのは当然としても、肩幅やスリーサイズなど体格が違います。リボンは共通だろうと思いきや、胸のリボンは明らかに別金型、腰のリボンも良く似ているけれど細部が微妙に違います。このシリーズ、食玩だからといってあなどれません。

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腕と脚:肌の露出があるパーツも無事塗り上がりました。ヴィーナスでは血管を描いたけれど、このスケール(1/15)で血管を描くのはやり過ぎと感じたので残り4体ではやめておきました。肌の塗装は成形色を活かし、成形色よりやや暗い肌色に調色した油絵具を適当に擦りつけてグラディエーションを付けただけです。このひと手間で立体感が増し、活き活きしたのではないかと自己満足しています。


 2020年7月26日(日)
 PVCフィギュアリペイント 第3話 『何かが掴めたか?』

 皆さまお久しぶりです、管理人のakaihoshi2004です。前回の更新から3週間空いてしまいました。その間何をしていたかと言うと特段いつもと変わらず、週4日パートに出て残り3日は模型弄ったりその他家事雑用の通常モードで暮らしていました。更新が滞ったのは単に模型の進捗が遅くてネタ切れしたためです。3週間も音沙汰なしだったので、もしかしたら存在しているかも知れない「赤い星・不定期日記ファン」の皆さまにはご心配をお掛けしました。どうも済みません、私は元気です。

模型が進まない原因はズバリ、油絵具が乾かないためです。今弄っているフィギュアは @1/6PVCフィギュアリペイント,A1/6熟裸婦SS-601,Bセーラームーン食玩リペイント の3組なんですが、これら全てで油絵具を使っています。油絵具はとにかく乾くのが遅いから、@をUPしたら翌週の日記はA、そして次の週にまた@に戻して回す計画でした。しかし2週間では十分乾燥せず次の工程に進めないので、Bを追加して3週間交代で回してようやく何とかつながる感じです。それでも何か失敗して塗り直したりするとローテーションに穴が開いて日記が更新できない週が出てしまいます。

で、今回は久しぶりに @1/6PVCフィギュアリペイント の出番となりました。これは1/6フィギュア塗装の感覚を掴むための先行試作なので当然塗り直しが多く、不定期日記がネタ切れした主な原因はこれです。前回のUPから1月半経ち、今回ようやく何かが掴めた様に思えるので、一つの区切りとしてUPさせていただきます。

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もう何年も前、私が初めてフィギュアを塗った時に気付いたことですが、フィギュアの塗装は「塗る」のではなく「3D造形物の表面に絵画を描く」と考えた方が良いと思います。上の写真はその様に意識して塗り上げた上半身と両腕。下地の段階で1層だけエアブラシを使った以外は筆塗りです。服のシャドウ/ハイライトや肌の微妙なグラディエーションは油絵具によるもの。私には模型用塗料とエアブラシで微妙なグラディエーションを作る技能は有りません。良く延びていくらでも修正できる油絵具の特性と細筆によってようやくこの程度まで塗ることができます。

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下半身です。露出が多いので素肌塗装の研究には持って来いでした。人間の皮膚は半透明で、最表層から数ミリ奥の表在静脈の辺りまで透けています。従って単一表面ではなく、色々な層から光が反射することにより、生物ならではの有機的な風合いが生まれるのです。そこで疑似的にでもそれを再現することを意識して塗って見ました。具体的には一皮むいた赤っぽい肉色で下塗りし、静脈を描き、その上にそれらが透けて見える様に半透明の肌色を乗せ、さらに微妙に色調の違う肌色をわざとムラができる様に塗って肌のキメを表現しました。一応自分では満足したので、今後しばらくはこの方法をフィギュアの素肌塗装の標準にしたいと思います。


 2020年7月5日(日)
 食玩フィギュアリペイント・続編決定

 月が変って7月になりました。新型コロナウィルスが大きな社会問題に発展してからかれこれ半年ほど経ちますでしょうか。我が日本では第一波が収束して自粛を解除したとたん再び感染者が増え始め、元の木阿弥になってしまいそうな勢いです。早く安心して模型の展示会やったり、その後皆で飲みに行ったりしたいですよね。いったいいつになったら収まるのか分からないのが苦しいところだけれど、逆に収束は我々一人一人の行動に掛かっているとも言えるのではないでしょうか。マスク・手洗い・ディスタンス、早期収束は日々の生活習慣からと信じます。

さて、模型制作ですが熟裸婦とドールハウスやってます。やってますがなかなか進まないんです。まあ大物なんで1年位は掛かるでしょう。どうか長い目で見てやってください。メインアイテムの進みが遅い時は手軽にできるサブアイテムを並行して作ると精神の安定を保つことができます。直近で作ったセーラーヴィーナスの食玩リペイントが正にそれでした。そのセーラーヴィーナスを所属している模型サークルのリアル例会に持って行ったところ意外に受けが良く「他の子は塗らないの?」的な話になりました。先に仕上がったヴィーナスも一人じゃ寂しそうなので他の4人全員塗って見ようと思います。

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この実写版セーラームーンの食玩フィギュアは全部で5体存在します。流通していたのは2005年ごろ。で、何故か我が家に5体全部ありました。2005年と言えばうちのリアル娘がまだ幼稚園児のころだから娘にせがまれて買ったんだと思います。一度に全部買ったのではなく、スーパーに買い出しに行くたびに子供用お菓子コーナーにあるものを一つ、また一つ。そんな風に買っているうちに自分でも欲しくなって余分に買ったのかなぁ。そうじゃなきゃ食玩を未開封のまま15年もとってあるなんて考えにくいですよね。

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食玩なので箱はキャラメル式です。リペイントのため一度分解するのでパーツ保管用の箱を別に作りました。A4の書類ケースをスチレンボードで田の字に仕切るとほど良い大きさ。これで4体を1度に作業して行く準備が整いました。

 

 2020年6月28日(日)
 食玩フィギュアリペイント・突然の完成

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。気が付けば今日は6月最後の日曜日、今日を含めあと3日で今年も半分終わってしまいます。今年はとにかくコロナウィルスの蔓延で異常な年ですがこの先どうなって行くのか全く分かりません。我が国では第一波が収束して自粛解除となった後、じわじわと新規感染者が増加して今では第二波の入り口ではないかと懸念される不気味な状態。世界に目を向けると南北アメリカを中心に感染拡大中で、米国ではコロナによる死者数が同国の第一次世界大戦の戦死者数を超えたそうです。まだまだ油断できない、と言うかこれからが本番の様な気がするコロナ禍、気を引き締めて日々暮らして行こうと思います。

さて、模型の話ですが今年は完成品が少ないです。振り返ると年初から先週までに完成した模型は1/12JKフィギュアのビネット「床が濡れておりますのでご注意ください」1品のみ。これじゃ模型弄る暇もなくあくせく働いていた現役サラリーマン時代と同じかそれよりひどいですね。原因は私にとっては超大作の1/6熟裸婦とそのドールハウスに労力を注いでいるからなんですが、それが完成するのはまだまだ先なので、この辺で気分転換に手軽にできる小品をひとつサクっと作ることにしました。

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アイテムは今はもう懐かしいセーラームーンの食玩フィギュア。これをリペイントします。セーラームーンはアニメだけでなく実写版も放映されていました。この食玩はその実写版のフィギュア化で、2005年ごろ流通していたものです。5人いるセーラー戦士の中からセーラーヴィーナスを選択。何故かこの子だけ複数持っていたのでこの子に決定しました。品物としてはキットではなく塗装済み完成品なのでまずは分解します。お湯に漬けてちぎれない様に慎重に引っ張ってバラバラにしたところ、前部で9パーツになりました。これをラッカーと油絵具で塗り直します。材質はPVCなのでエナメルと水性アクリル塗料は使えません。

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全長11cmだからスケールは1/15ほど。手ごろな大きさで塗り易いです。息抜きとしてあまり気張らずに取り組んだせいでしょうか、割とすんなり塗り上がりました。まずは全体像をご覧ください。上写真、左端が初期状態、右2つがリペイント後です。

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上写真、顔の Before → After です。実写版のフィギュアなのでアニメ顔ではありませんが、初期状態はいかにも「人形」な感じがします。そこでリペイントでは目を小さくし、目と目の間隔を広げ、さらに下まぶたを膨らませました。また、肌にグラディエーションを付け、耳と鼻の穴を暗くしました。私は鼻の穴をきちんと描くことがリアルフィギュアのひとつのポイントだと思っています。

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その他細部です。胸の大きなリボンとスカートは凹部に墨入れして立体感を強調、腕時計状の変身装置はおもちゃの画像を資料にして色を足しました。この様に自分では色々と手を入れたつもりなんだけれど、模型やフィギュアに全く興味の無いうちの女房に見せて感想を聞いたところ「色がちょっと濃いだけであと同じじゃん」と言われました。意地悪でなく本当にそう感じて言っていることが分かるので余計哀しいです。


 2020年6月21日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第4話 『SS-601組立て完了』

 皆さまこんにちは、akaihoshi2004です。この時期ここ南関東は梅雨の真っ只中ですが、この週末は梅雨の中休みと見えてそこそこ良い天気です。そしてどういう訳か涼しくて過ごし易いです。天気図を見ると梅雨前線がずっと南に下がって本州付近は大陸から移動して来た高気圧に覆われていますね。なるほどこれなら涼しいはず。願わくばこういう陽気の頻度が多くなって真夏の猛暑期が短くなるとありがたいのですが、なかなかそうも行かないのでしょう。

さて、模型の記事は今回は熟裸婦とドールハウスに戻ります。熟裸婦フィギュア SS-601 は何とか組立てが完了しました。一方ドールハウスはちょっと地味なボトルネックに差し掛かって苦戦中です。それでは詳細をご覧下さい。

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まずはドールハウスから。4面の壁のうち2面は外壁になっています。外壁は化粧パネルで覆われているため、その様に見える工作をしなければなりません。で、選んだ方法は細長い長方形に切ったプラ板を貼り付けるというもの。やり始めてすぐ気付きましたが、貼らねばならないプラ板の数が膨大で大変です。しかも個片に切り出す際エッヂが立つので1枚1枚4辺をヤスリ掛けする必要あり。この1週間延々と切り出し・エッヂ処理・貼り付けを繰り返していますがまだまだこれからです。もっと別の方法も有ったかと思うけれど勢いで始めてしまったのでもう後戻りできません。これ相当時間掛かりそうです。

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一方、熟裸婦の方は組立てが完了しました。組み上がるときちんと自立し、多少つついた程度では倒れません。流石 TETSU T&M先生の造形、しっかり出来ています。ちょっとドールハウスの脱衣所に立ってもらって様子見したところ、まあまあ自分が思い描いていた雰囲気になりそうなのでとりあえず安心しました。熟裸婦はこの後本格的な塗装に入りますが、その前に1/6フィギュアの塗装方法を確立しなければならないので、次はまた JYOSHIKOUSEI に戻る予定です。


 2020年6月14日(日)
 PVCフィギュアリペイント 第2話 『PVCと油絵具』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ関東地方は先週木曜日の6月11日に梅雨入りが発表されました。平年より3日遅いそうですが、そのくらいの早/遅は全くの正常値で日常生活の季節感からしても違和感はありません。一方コロナ騒ぎは全国値で連日2桁の新規感染者が出ているものの、大きく増えるでも減るでもなくある意味安定した慢性期に入った様に見えます。このまま長い戦いになるのでしょう。ひとつ気になるのはマスクで、夏に向かう気温の上昇とともにマスクの着用が暑苦しくなって来ました。そんな状況に対応して通気性の良い夏用マスクが開発された模様。今回のコロナ禍でマスクは大きく進化しそうです。

さて、模型弄りですが熟裸婦SS-601の本格的塗装に入る前にやっておかなければならないことがあります。それは素肌の塗装方法の確立。今まで1/12フィギュアでやって来た塗装法:「静脈先描き赤斑点点描法」はそこそこリアルに仕上がるものの、赤斑点の点描に凄く手間が掛かるのでこれを1/6フィギュアでやるのは無理。もっと簡単でさらにリアルな塗装法を目指し、試行錯誤してみます。

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実験台になってもらうのは上写真のSUB-ZERO製 1/6 JYOSHIKOUSEI、PVCでできた塗装済み完成品ですが、一度バラバラにしてリペイントして行きます。

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まずは素肌以外のパーツを塗って様子を見ました。上写真のソックス、靴、カバンはいずれもラッカーで塗り、油絵具で墨入れとウェザリングをしています。PVCにエナメルを塗ると含まれている軟化剤と化学反応して永遠に乾きません。そのためエナメルの代わりに油絵具を使ったのですが、特段変なことは起きませんでした。1/12フィギュアでレジンに油絵具が使えるのは分かっていたけれど、PVCでも行けそうです。

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油絵具が使えると分かったので素肌に掛かります。素肌の面積が広い下半身パーツは絶好の練習台。まずは全体にラッカーの肌色を吹いた後、薄く溶いた油絵具の赤を筆に含ませてドライブラシの要領でトントンと叩いて乗せました。すると上写真左の通り、叩いた筆跡が生きている肌っぽくなりました。こういう表面の質感のことをテクスチャと言うそうですが、ベーステクスチャはこれで良いと思います。次に薄く溶いた油絵具の緑で血管を描きました。これが乾いたら再度ラッカーの肌色を吹いて見ます。早くやりたいけれど油絵具が乾くまで最低1週間は待たなければなりません。


 2020年6月7日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第3話 『微速前進』

 月が変って6月になりました。そろそろ梅雨入りも近いのか、最近では曇りや雨の日が目立ち始めています。九州南部と四国はすでに梅雨入りしたとのこと。人間社会はコロナウィルスの蔓延で引き続き大騒ぎしているけれど、大自然はそんなことおかまいなしにきっちりと気象の歯車を回して来ます。ところでコロナウィルスは梅雨時の雨の多さとか夏の蒸し暑さに影響されるのでしょうか。冬に猛威を振るったインフルエンザが夏場は下火になる様にコロナも収まってくれると良いですね。

さて、今週の模型記事は熟裸婦フィギュアSS-601と自作ドールハウス進捗のご報告です。前回からそれほど大きな変化は無いですが、定期的にここにUPすることが制作モチベーションの維持にも繋がりますので、どうかひとつお付き合いください。

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まずドールハウスは四面の壁が出来上がり、扉が付きました。ここでネタばらししますと、作っているのは風呂場です。風呂場って普通、入り口に体を拭いたり着替えたりする小部屋=脱衣所がありますよね。この作品はその脱衣所がメインです。上写真右で説明しますと画面向かって左側が廊下という設定で、引き戸を開けて脱衣所に入り、さらにガラス戸を開けた先が浴室です。これでプラの量的には85%程こなしました。大物は天井と外壁を残すのみ。しかし大物が終わったら脱衣所の洗面台とか浴室内のシャワーとか小物を色々作らなければならないので、全体の完成度は40%と言ったところです。

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フィギュアの方は足から塗り始めました。まず全体にサフを吹き、そのサフを全て削り取る気持ちでペーパー掛けします。そうするとそれまで見えなかった微小なキズや段差がほど良く埋まりました。続いて肌色を全体に吹いた状態が上写真中央。予定ではこの後組立てに進むはずだったのですが、肌色を吹いた段階で埋め切れていない微気泡が多数見つかったため、急遽油彩の赤を微気泡に刷り込んだのが上写真右です。偶然ですが、サフの残りが青味となり、微気泡隠しの油彩が赤味となって良い感じになりました。組立てたら接合部の修正でまた削ってしまうけれど、制作途中で一瞬垣間見えたリアル感・・と言ったところです。


 2020年5月31日(日)
 造形材料について考える

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍は皆さまご存知の通り、先週月曜日の5月25日に首都圏と北海道の緊急事態宣言が解除され、これで全ての都道府県で宣言解除となりました。それからおよそ1週間、コロナの状況は例えば東京の新規感染者数が5日連続2桁を記録するなど、やはりそう簡単に収束とはならない様子で、今後も引き続き気を引き締めて行く必要がありそうです。

さて、模型の方は熟裸婦フィギュアとドールハウスをメインに進めていますが目立った進展がないため、今回は以前紹介したファンタジー系フィギュアをネタにして、フィギュアの改造やスクラッチをする場合の造形材料について考えて見たいと思います。

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頭に角が有り、飾りの付いた鎧を着ている女子の胸像フィギュア、これを作るならぜひケンタウロス化したいという記事をUPしたのは3週間前の5月10日でした。どうすればそれができるのか分からないので妄想の域を出ないのですが、誘惑に負けてできるところまで突っ走った結果が上の画像です。ご覧の通り、同じ形に切り出した複数のプラ板を横に並べて簡易的に立体化したもので、まあちょっと外形線の様子を見てみた程度のことです。これを生物の有機的な形にするには造形材料を盛り削りして形を造らなければなりません。そこで、どんな材料を使えば良いのか、私なりに考えて見ました。

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ポリエステルパテ

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エポキシパテ

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石粉粘土

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スカルピー

一般に造形材料とは、始めは柔らかくて盛り付けでき、硬化後は一定の強度に達して形状を維持する材料と言うことができます。そういう材料は多々有りますが、模型用には大体上に挙げた4種類:ポリエステルパテ,エポキシパテ,石粉粘土,スカルピーに絞れるかと思います。(スカルピーだけ一般名が分からず固有名です。ご容赦ください) これらの比較表を下に示します。表中、「盛り」とは硬化前の盛り付けの段階で形が作り易いか、「硬化」とは硬化にかかる時間や手間、「削り」とは硬化後の彫刻などによる造形の容易さ を意味しています。

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では順に見て行きましょう。ポリエステルパテとエポキシパテはプラモでも良く使うので皆さんご存知だと思います。特記すべきはポリエステルパテは硬化前はトロトロで全く形が作れない点。エポキシパテは硬化前にある程度形が作れるけれど、あまり大きな体積の造形には適していません。スカルピーは私はまだ使ったことがないので良く分かりませんが、硬化させるには焼成が必要なので焼きものに近い感じでしょうか。その代り盛りも削りも抜群とのことです。ただ芯材にプラスチックや発泡スチロールを使うと焼成はできないし、造形初心者に焼成硬化は敷居が高い気がします。と言う訳で残ったのは石粉粘土。これは硬化にやや時間がかかる以外は全て〇なので、私が造形をやるとしたら石粉粘土を使うつもりです。


 2020年5月24日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第2話 『棟上げ式』

 皆さんこんにちは、akaihoshi2004 です。コロナ禍の第一波はようやく収束の気配を見せ、先週の木曜日(5月21日)に関西の2府1県で緊急事態宣言が解除されました。これで緊急事態宣言が出たままになっている地域は首都圏の1都3県と北海道のみとなり、これらの地域も明日25日には解除するかどうかの判定が行なわれるとのこと。首尾よく解除されれば止まっていた色々な事が動き出しそうです。学校もその一つ。うちの娘はこの4月に大学生になったけれど、入学後まだ一度も学校に行けていないため、「早く学校に行って新しい友達を作りたい」と言っています。この様に普通の生活を取り戻すことはとても大事ですが、それを維持するためにも 手洗い・マスク・過度な3密を避ける 等の自衛行動を新しい生活常識として定着させたいものです。

さて、模型弄りですが今週は、熟裸婦フィギュアのSS-601と自作ドールハウスの進捗をご報告します。前回5月3日に第1話をUPしてから中2回空けての登場で、正味3週間の作業期間があったにしてはあまり進んでいませんが、1/6フィギュアもドールハウスも初体験のため、手探りでやってますのでなにとぞご容赦ください。

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上写真左、ドールハウスは何とか棟上げ式に漕ぎ着けました。これでおおよその外形が見えて来ましたが、1/6という大スケールのため、サイズは 42cm X 42cm X 高さ52cm とかなり大きいです。2D-CADで図面を描いてプラ板・プラ棒の個片に落とし込み、それをひたすら切り出しては接着の繰り返し。この状態でプラの量は70%程度使っているけれど、全体の完成度はまだまだ10%と言ったところ。すでにかなり重く、この先強度に問題が出ないかちょっと心配です。

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フィギュアの方は、離型剤落し → 水煮 → パーティングライン除去 → バリ取り → 軸打ち まで進みました。バリ取り作業でパーツの表面を丹念に追っていると、原型師 TETSU T&M 先生の偉大さが良く分かります。素肌表面の微妙な凹凸による皮下脂肪の表現や足の指の正確な造形など、これはもう立派な芸術品です。


 2020年5月17日(日)
 久々の飛行機キットレビュー

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍の第一波は少しずつ収束に向かっている様で、39の都道府県で国の非常事態宣言が解除されました。しかし、8つの都道府県では依然宣言が出されたままで、私が住んでいる県もその中に入っています。解除された地域でもマスクや手洗い、不要不急の外出自粛などは継続するとされ、私の様な一般人にとっては解除の有無で生活にあまり違いはありません。でもショッピングセンターや飲食店など、いわゆるサービス系事業者さんには解除の意味は大きいのでしょうね。経済活動再開によるウィルス蔓延の第二波が懸念されますが、どうかこのまま収まってくれることを切に願います。

さて、模型の方は自作ドールハウスと熟裸婦を一生懸命作ってはいるものの、まだまだお見せできるほどの進捗がありません。多分次の日曜日には途中経過をUPできると思うのですが、今日のところは別内容でご容赦ください。

はい、という訳で今日の日記は久々に飛行機模型のキットレビューをやります。アイテムは Amodel 1/72 Li-2V/T。このキットはあるご縁があって先々週、私の元にやって来ました。Li-2は第二次世界大戦の少し前に登場したソ連の汎用旅客/輸送機なんですが、箱絵を見てどこかで見たことある飛行機だな?と思ったら、アメリカのDC-3をソ連でライセンス生産したものだったんですね。日本の零式輸送機もDC-3のライセンス機だから、Li-2とは兄弟に当たります。それだけDC-3は当時の傑作機だったのでしょう。以下のキットレビューは「私が出会ったキットたち」にも掲載しましたので、他のキットレビュー同様に参考にしていただければ幸いです。


Amodel  1/72  Li-2V/T

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BOXアートは北極圏の基地に設営された氷の滑走路に降り立つLi-2T。もし離陸ならスキー式の降着装置が巻き上げるはずの氷煙が描かれていないので着陸と判断しました。絵のアングルは翼下面が見える地上目線でLi-2の端正な形状を見事に描き出しています。Amodel の箱絵は背景にソ連(敢えてロシアと言わない)の荒涼とした大自然が描かれることが多いのですが、この作品も北極圏の広大な氷原が印象的です。そんな中、機首や尾翼の赤い塗装が目を引きますね。厳しい自然に負けまいとする人の心の表れでしょうか。

パーツはAmodel の常として比較的小柄なランナーに分けて成形されています。大型機ですのでパーツ数は多く、従ってランナーの数も多く、箱の中には全部で15枚のランナーがぎっしり入っています。そのランナーに所々付いているタグにはMaster のロゴが刻印されていて、これは同じAmodel でも古い時代の製品とは異なる後期の製品(2020年記)です。パーツ割りはとても素直でムリが無く、実機の美しい形状を良く再現しています。小物パーツも充実しており、特にエンジンはきちんとできているのでナセルを取り外し式にして中を見せるのも一興。脚はスキー式だけでも2種類、他にタイヤのパーツや爆弾など使わないパーツも多いので、これはLi-2各型のコンバージョンキットと思われます。

部品点数 183

デカールは箱絵の機体のT型とスキーの形状が異なるV型各1種で合計2種類。他の型とプラパーツは共通だけれど、デカール違いで別箱・別製品となるシステムです。

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 2020年5月10日(日)
 世の中 いろんなフィギュアがあるもんだ

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナを封じ込めるための国の緊急事態宣言は当初5月6日までとされていましたが、現状、解除できる状況ではないと判断され、5月31日まで延長されました。毎日の新規感染者数はこのところ落ち着いて来たけれど、ここで気を緩めると再燃し、今までの苦労が水の泡になる・・そんな感じがひしひしと伝わって来ます。コロナとの戦いは長丁場、油断は禁物ですね。

さて、模型の方は SS-601 (熟裸婦) とそれを飾るドールハウスを作っているのですが、大物のため1週間では日記にUPするほどの進捗がなく、この先も跳び跳びの更新になる予定。そこで、模型にまつわる身辺雑記を徒然なるままにしたためて、制作記更新の間を埋めることにします。今回はちょっと変わったフィギュアを入手したのでそのご紹介がてら、私のフィギュアに対する思いなど書かせていただきます。

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今回ご紹介するフィギュアは上に挙げた3種類。統一されたパッケージで大量生産品の様に見えるけれど実は少量生産の希少品です。gami さんという作家さんの作品で、当初は3Dプリンタ出力品がそのまま販売されていました。販路はイベントでの販売に限られ、会場に足を運ばなければ買えないので私には手が届かなかったのですが、その後 Arnee と Verona はレジン化され、キットが通販に乗ったので早速購入。しかし Mary はなぜかレジン化されず、現在では入手する方法がありません。そういう訳で今私の手元にあるのは Arnee と Verona の2体のみ。

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上3枚はネットで見つけた彩色見本です。いずれも腕の無い胸像でノンスケール、強いて言えば 1/9 位です。3体とも飾りのついた鎧の様な衣装を着ていて頭には角が生えています。明らかに人間ではないですね。こういうジャンルはファンタジー系と言うのでしょうか。私のフィギュア作りは「日常」がテーマだから、SFものやアニメ系は守備範囲外、当然ファンタジー系にも食指は動かないはずだったのに、この3体にはなぜか強く惹き付けられたんです。

僭越ながら「人生のほとんどを占める日常こそがその者の本質であり、そこに命の輝きを見出し、切り取り、表現する」それが私のフィギュアへの思いです。その「命の輝き」を私はこの3体に感じました。確かに「人の日常」からはかけ離れているけれど、そもそも人間ではないのだから、頭に角を生やして飾りのついた鎧を着ているのがこの種族の日常だ・・と思えて来ました。そして私の脳内ではごく自然な流れとして、これはケンタウロス族に違いない・・と確信したのです。

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ネット検索すると女性ケンタウロスの画像が結構見つかりました。ケンタウロスの後半身は基本的に馬なんですね。でも馬の体はガッシリしていて女性の前半身との親和性が今一つです。一方、3体の角から私が受けたイメージは、Arnee:ヤギまたは鹿、Verona:スリムな牛、Mary:羊 です。この辺り生物学上は偶蹄類というグループに分類されますが、偶蹄類には多様な種が属しているので、中には女性の前半身にマッチするスマートなものもいそうです。この3体、後半身をスクラッチしてケンタウロス化改造してみようかな・・ふと、そんな妄想に駆られました。いや、ただの妄想です。動物のフィギュアをスクラッチする技術なんて持ってませんから・・。


 2020年5月3日(日)
 SS-601 & 自作ドールハウス 第1話 『とうとう始めました』

 月が変って5月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナの状況はご存知の通りで、今年のゴールデンウィークはステイホームウィークとなりました。しかし、模型制作の様なインドアの趣味を持っていると普段から休日は家に籠って模型弄っているので外出自粛が掛かってもあまり影響はありません。逆にアウトドアが趣味の人は辛いでしょうね。自分がやりたいこと・楽しみにしていることができないのですから。仮に自分が何か月も模型弄れなかったらと考えると辛さが分かります。趣味というものは一見ムダの様に見えて実は人の心を癒し、明日への活力を再生産する重要な営みなんですね。

さて、My模型ライフですが、前回の日記に書いた通りLa-250アナコンダはしばらくお休みにします。何と言うか完成させてしまうのが忍びないんです。そしてまたフィギュアを始めるけれど、今回は今までとは違う新しいジャンルにチャレンジします。

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上写真2枚、プラ板をひたすら切って貼る工作ですが、実はこれ、昨年の秋から細々と続けていました。私の場合、プラ板工作はキットの制作とは一味違って、癒される心の場所が違うんです。従ってプラモなりレジンなり、キット制作でのストレス解消が不十分な時に、ぽつりぽつりとプラ板工作をしていたわけです。

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上写真はそのプラ板工作の現在の状況です。ここまで進むと何となくお分かりかと思いますが、これは家の一部です。では何故家の模型など作っているのかと言うと、それは下写真のフィギュアを飾るため。人形の配置を伴なう家屋の模型は「ドールハウス」で良いのですかね。ならばこれは私が初めて手掛ける自作のドールハウスです。

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フィギュアは熟女・和ものフィギュアの第一人者、TETSU T&M 先生の SS-601 を作らせていただきます。R18もののフィギュアを初めて作ることを「大人になる」と言いますが、私は以前から、大人になるならこのキット・・と決めていました。 

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私のフィギュア作りのテーマは「日常」です。今回は今まで作ってきた女子高生とは異なる熟女に挑戦するのだけれど、日常を描写するというスタンスは変えないつもりです。裸の熟女でどうやって日常を作り出すのか、ご興味がありましたら続編をご覧いただければ幸いです。ただし、本作は上手く行けば私の代表作になるかも知れない大物なので進捗は遅く、毎週の更新はできないと思います。どうかお気長にお付き合いください。


 2020年4月26日(日)
 La-250 再開第6話(通算第29話)『キットの声が聞こえる』

 今日は4月最後の日曜日です。令和2年ももう3分の1が過ぎようとしているんですね。コロナウィルス禍は依然として厳しい状態が続いていますが、新規感染者数は横ばいかやや減り始めている様にも見えるので、このまま感染爆発が起きずに収束に向かうことをひたすら祈っています。皆さまの日々の暮らしはいかがでしょうか? 私は食品スーパー勤務なのでいつにも増して忙しく働いています。スーパーは地域住民の命の綱ですから。この使命感と充実感は前職のサラリーマン時代には味わったことがありません。でも1日6時間ずっと体を動かしている仕事なので連勤するとキツく、最近疲れ気味。しかしスーパー勤務でこれだから、医療従事者の激務は想像に余りあります。彼らの献身的な働きに尊敬と感謝の念を表したいと思います。

そんな訳で最近ちょっと肉体疲労しているので模型の方も滞り勝ちです。La-250 は予定では本塗装に入っているはずですが、士の字直前で足踏み状態になっています。

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人間、疲れが溜まると幻聴が聞こえることがあるとか。・・で、私、上写真の垂直尾翼取付け工作をしている時に、ふと、キットの声が聞こえたんです。

『もうすぐ士の字だね。ここまで長かったね。でも、ボクを成仏させちゃってイイの?ボクが逝っちゃったらもうボクを弄れないよ。本当にそれでイイの?』

この La-250 は私が模型制作に復帰した2005年に作り始め、それ以来ずっとそばに居てくれたキットなんです。それが成仏するということは私の飛行機モデラーとしての現役時代が終わることを意味しているのかも知れません。もうどんどん人生の色々なことが終わって行くんだなぁ・・そう考えると急に寂しくなりました。溜まった疲れを取りたいこともあり、気持ちの整理が付くまでしばらく手を休めようと思います。



 2020年4月19日(日)
 ちょっと息抜き

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナウイルスの感染拡大はさらに進み、ついに日本全国全ての都道府県に緊急事態宣言が発せられました。私が勤めている食品スーパーでも、レジにお客様と従業員を隔てる透明シールドが設置され、レジ待ちのお客様が一定以上の間隔を取れる様、床に目印のテープが付きました。こんな風景は今まで見たことがなく、ウイルスの脅威を身近に感じざるを得ません。この困難な状況が1日でも早く収まることを願うばかりです。

さて、模型弄りですが、La-250 アナコンダは今週はお休みです。いや、やってるんですけどね、士の字直前で難航しておりまして、1回分の記事にするだけの進捗が無いものですから、1回パスします。代わりにフィギュアの過去作の写真をアレンジして4コマ漫画風に仕立てて見ました。コロナばっかりで気が滅入るから、おバカなギャグでも見て気分転換していただければ幸いです。

JKフィギュア4コマ劇場 『暑い部室』

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お粗末でした。次回は La-250 に戻れると思います。来週もまた見てくださいね!


 2020年4月12日(日)
 La-250 再開第5話(通算第28話)『十の字』

 コロナウイルスの感染拡大は収まる気配が見えず、ついに先週火曜日に国から緊急事態宣言が出ました。対象となるのは首都圏と関西、それに北九州の合計7都道府県で、私が住んでいる県も含まれています。聞けば私が現役時代に勤めていた会社もテレワーク(在宅勤務)になったとのこと。私の娘はこの春から大学生ですが、入学式は中止、授業の始まりも何度も延期になり開始の目途が立っていません。2ヶ月前にクルーズ船で騒いでいたころは、あの船の中だけで収まるだろう・・なんて根拠なく楽観視していたけれど、今はもう冗談でなくなりました。これからはより一層気を引き締めて、個人でできることをしっかりやって行こうと家族で言い合っています。

私の場合、食品スーパー勤務だから店は休みにはならずテレワークにもなりません。従って感染防止のためにできることは余暇時間に外出しないこと。そういう訳でこの1週間もひたすら La-250 を弄っていました。それでは先週の進捗状況をご覧ください。

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先週は士の字を目指して作業していましたが十の字にするのが精一杯でした。パートのシフトが立て込んで休みが少なかったせいもあるけれど、やることが多くて手の掛かるキットであることもまた事実です。手の掛かることの一つにリベット打ちがあります。La-250 は大柄な機体なのに形状が単純なので間延び防止のリベット打ち必須。慣れないリベット打ちをヒーヒー言いながらやりました。上写真左は主翼上面、右はその部分拡大です。リベットの間隔はバラバラ、列もヨレヨレですがないよりはマシかと・・。

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何とかリベットが打てた主翼を胴体に取付けます。ピッタリすき間なく嵌まる・・なんていうことは有り得ません。だって Amodel ですから。逆に変なクセも有りません、だってユルユルのグラグラだから。下反角の調整も思うがまま・・ただし接着剤が固まるまで自分の手で押さえていなければならないけれど。接着が固まったらすき間埋めに掛かります。広い所で1.5mm幅くらいのギャップが口を開けていますが、今はポリエステルパテという便利なものがあるのでそれほど苦労することなく埋めることができます。ラッカーパテやせいぜいエポキシパテしかなかったころに比べれば全然楽。

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ようやく十の字になりました。デルタ翼機だから小の字ですかね。ここまで来るともう誰が見ても飛行機だと分かります。今まで女房からさんざん、筆箱だの掃除機の部品だのって言われていた状態から抜け出しました。もう一息で士の字。何とか今月中には本塗装に入りたいところです。


 2020年4月5日(日)
 La-250 再開第4話(通算第27話)『脚周り』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このところコロナウイルスの感染者数が日に日に増加して、世の中ただならぬ雰囲気に包まれていますね。日々の暮らしに影響が出ている方も多いと思います。私がパートで働いている食品スーパーは「食料」という生命維持必需品の末端流通業ですので、社員の間に「今こそ頑張って人々の暮らしを支えよう!」という気概が生まれつつあります。この週末、娯楽施設やデパートなど大型店舗が軒並み営業自粛となる中、小さな町の食品スーパーはいつも通り、いや、いつもより気合いを入れて営業しています。各種食品を始めほとんどの品物は問題なく入荷しておりますので、皆さま安心して必要なものを必要なだけお買い求めください。←これ本当です。って言うか物量は普段よりむしろ増えてます。荷捌き大変・・。

さて、外出自粛要請でアウトドアのレジャーが難しい中、模型弄りは普段通りできるから退屈しませんね。こういう時、インドアの趣味を持っていると強いと思います。私もこの1週間の余暇時間は相変わらず La-250 を弄っていました。今回は脚周りを中心とした、私なりの追加工作をご紹介します。

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折り曲げ状態

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伸ばした状態

まずは主脚パーツ。脚柱とタイヤに別れていますが、脚柱先端に車輪架を仮付けしてピンバイスで穴を開け、ピアノ線を仕込みました。これで実機同様タイヤの角度を変えることができるので、三点姿勢で立たせた時に機体の水平を出すのに役立つはずです。

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続いて脚柱と胴体の合わせですが、取付けガイド的なものは一切ありません。そこで脚柱にステンレス棒を仕込み、脚庫には穴を開けました。これで位置は決まりますが、これだけだとグラグラするのでさらにひと手間加えます。まず薄いプラ板を正方形に切って脚庫の脚柱取付け部に仮付けし、そのプラ板に脚柱を接着しました。

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脚柱とプラ板の接着が十分固まったらプラ板と脚庫の仮付けを剥がします。その後、脚柱とプラ板間をパテ盛り整形し、上写真右端の状態に仕上げました。これで脚柱と脚庫の接合が面対面となり、グラグラせず正しい角度で取付けられる様になりました。

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最後に脚庫内部をディティールアップします。キットの脚庫内部は複数の面で区切られた複雑な形状になっていて恐らく実機に忠実と思われますが、各面はツルツルののっぺらぼうなのでプラ板を適当に切って貼って、それらしく盛りました。色を含め全ては私の脳内イメージです。今後、実機の脚庫が分かる詳細な資料が出ないことを祈ります。 
 

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脚を仮組みして引き込み用アクチュエーターを添えるとこんな感じです。どこまでやって満足かは人それぞれ。では自分で満足したのか?と問われればまあ70点ですかね。しかし100点を目指すと生きているうちに完成しないので、ここはこれまでとします。


 2020年3月29日(日)
 La-250 再開第3話(通算第26話)『やっと胴体がくっついた』

 今日の天気は「雪」です。私の家の周辺ではチェーンを巻いた車が出現するなど、結構積もっています。普通お彼岸を過ぎれば春本番ですよね。事実、東京では昨日・土曜日の最高気温が24.6℃に達し、あと0.4度で夏日になるところでした。それが翌日は真冬の寒さって、一体どうなっているのでしょうか。この激しい気温差は還暦過ぎた私には応えます。おり悪く今日はパートの出勤日だったので、早朝から昼前まで働いて昼過ぎに雪の中帰宅したところ、体が冷え切ってしまいました。帰宅後早々に風呂を沸かして湯に浸かり、ようやく一息付いたところです。おりしもコロナウイルス感染症の感染拡大が懸念されている今日このごろ、皆さまも健康管理には十分お気を付けください。

さてそれでは模型の話題に移ります。今、一心不乱で作っている Amodel 1/72 La-250 ですが、苦節14年、遂に胴体が形になりました。

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胴体は大きく前と後に別れており、これにエアインティークが付いて全体が完成するパーツ構成です。まずはエアインティークですが、楕円形ダクトの長軸の頂点で2分割されています。これは金型を開閉するための構造上の必然だけど、接合線が目立つので修正しなければなりません。外側は簡単ですが、内側の接合線を消すのに一苦労。
 

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さらにキットオリジナルでは、ダクトが実機に忠実に後部胴体の奥深くまで再現されていて、覗き込むとエンジンの前端ファンがチラっと見えますが、私の腕ではダクト内部を平滑に仕上げることができないので、インティークパーツの後端でダクトを塞ぎました。これでインティークは完成。前回までに済ませておいた前/後胴体と合わせ、これで胴体の最終組み立ての準備が整いました。上は合体前の記念写真です。

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意を決して前後胴体を接着、さらに左右からインティークパーツを取付けました。合いは思ったほど悪くありません・・って言うか、何度も仮組みしてたので目が慣れただけでしょうか。合わせ目をひたすら修正します。段差もできているのでポリエステルパテを相当量使いました。できたと思ってもサフを掛けるとアラが出てやり直し。

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3回目のサフ掛けでようやく合わせ目が消え、これで胴体の工作が完了しました。1/72 にして全長30cm超え。まさにアナコンダ・・って言う感じです。


 2020年3月22日(日)
 La-250 再開第2話(通算第25話)『形になって行く喜び』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。一昨日・金曜日が春分の日で祝日で、昨日の土曜日と合わせ3連休という方、多いと思います。今日の夕方になると「明日からまた仕事かぁ・・」と憂鬱になるかも知れないけれど、このところ大分暖かいので、真冬に比べれば朝・布団から出易いのではないでしょうか。お彼岸が過ぎればいよいよ春本番です。気分をリフレッシュして乗り越えて行きましょう。

さて、模型弄りの方は久しぶりの飛行機で、カンを取り戻しながらの作業になるかと思いきや、先週ちょっと弄っただけですぐに以前の調子に戻りました。やはり長年培ってきた慣れは半年やそこらでは無くなりませんね。いわゆる ホースディアーズワンメモリー(馬鹿の1つ覚え)ってやつだと思います。それでは先週の進捗をご覧ください。

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キャノピーを塗りました。透明度はまずまずだし、窓枠のモールドもそこそこしっかりしているので特段問題は有りません。実機写真を見ると後席は遮光フードで覆われています。キットのパーツ構成でも後席に操縦桿は無いから、後ろはレーダー手専用でしょう。恐らくモニターの輝度が低いので遮光フードが必要になったものと思われます。この遮光フードをどうやって再現するか少し迷いましたが、お手軽に内側の塗装で済ませました。そこそこ雰囲気は出たと思います。

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前部胴体にキャノピーを接着します。相当すき間が空いていますが、この時期のAmodel はどのキットも大体こんなもんです。キャノピーの裾を削ってすり合わせる手も有りますが、このキットでそれをやるとキャノピーが前傾しそうなのでひたすらすき間を埋めました。方法はわざと溶剤を飛ばしてドロドロにした塗料を塗っては乾かすを何回も繰り返します。パテの方が速いんだけど、ここでパテを使うとパテの色がキャノピーの内側に出てしまうので、私は塗料を使うことにしています。

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続いて後部胴体にサフを掛けて表面の仕上がり具合を確認しました。凹みを埋めた部分の筋彫りとリベットが消えていますが、掘り直すとパテが割れるので、消えた筋彫りとリベットは最終段階で塗装で表現しようと思います。この「筋彫りを描いてごまかす」という手法は過去作の Il-10 でやったことがあるので、まあ何とかなると思います。

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後部胴体下面、エンジンの前半部周辺に補助空気取入れ口がいくつか有るのでパーツを接着しました。取付けガイドは無いけれど、位置を示す印が胴体パーツに刻印されているため迷わず取付けることができます。少しずつですが、ディティール感も出て来ました。

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上写真、今回の到達点です。一応、前部胴体と後部胴体、それぞれ組める所まで組みました。これにインティークパーツを加えて合体させれば胴体が組み上がります。次回は是非とも胴体組み上がりまで進みたいと思います。

 

 2020年3月15日(日)
 La-250 再開第1話(通算第24話)『今度は本気です!』

 3月中旬に差し掛かりました。昨日・土曜日は例外的に寒かったけれど、東京では雪が降る中、何と全国のトップを切って桜の開花が宣言されました。何だかんだで今年ももう1/4が過ぎると思うと時の流れの速さに恐怖を覚えます。ここはひとつ気合入れて模型作らなきゃいけません。体の自由が利かなくなってから悔やんでも遅いですからね。年初に立てた今年の制作目標は飛行機2,潜水艦1,フィギュア4以上。中でも飛行機は制作途中のまま放置している半完成品を片付けることが重点目標です。

そういう訳で久しぶりに飛行機模型を作ります。アイテムは Amodel 1/72 La-250 アナコンダ。このキットは Amodel の中でも初期の製品で相当合いが悪い難物故、途中で力尽きて長期放置、その後何度か再開に挑んでは挫折を繰り返していましたが、今度こそ本気で再起動します。このキットを成仏させなければ自分が成仏できません。

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こいつを最後に弄ったのは2006年3月だから、それからちょうど14年経ちました。当時まだ幼稚園児だった娘が来月から大学生ですよ。自分もすっかり歳取っちゃったけど、今ならまだこいつと戦える体力が残っていると思います。それでは早速取り掛かりましょう。まずは一番遅れているコクピットから。

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機首パーツとコクピットパーツ。パーツで見ている分には特段問題なさそうですが、これがじんわりと組み難いんです。組み難さの原因は取付けガイドが貧弱なこと。前回停滞したのもコクピットを組み付ける自信が持てなかったことがひとつの要因です。

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躊躇していても先に進めないので意を決して床板を接着しました。床板パーツは前脚庫底面を兼ねているので脚庫の様子も見ながら慎重に位置決め。後席の背もたれも着けてこの段階で機首左右を閉めます。その他のコクピットパーツは多少苦しいけど後から入れられるので、その方法を選択しました。

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続いてレドームを接着。大分飛行機っぽくなって来ました。このキットの場合、接合部のすき間や段差は有るのが当たり前なので、必要に応じてパテを盛って丹念にならします。あと、大柄だけど単純な形状のため、筋彫りだけでは間延びするので要所にリベットを打ちました。いままで随分飛行機模型を作って来たけれど、本格的にリベットを打つのはこれが初めてだったりします。

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その他のパーツを取付けてこれでコクピットは完成。何だか随分地味な色合いになっちゃったけれど、ネットで見つかる実機写真ではコクピットはほとんど見えず、色が分からないからこれで良いことにします。

 

 2020年3月8日(日)
 塗 装 ブ ー ス

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。世の中新型コロナウイルスの影響でざわついていますね。色々なことに影響が出ていますが、私的にはマスクとトイレットペーパー/ティッシュ類の不足が印象的で、昭和時代の石油ショックによるトイレットペーパー騒動を思い出しています。今の日本人の半数以上は昭和のトイレットペーパー騒動なんて知らないでしょうが、当時はトイレに紙が無いと本当に困ったものです。今は温水洗浄便座が普及しているので、最悪紙が無くても何とかなると思うのは私だけでしょうか。今の若者にこんな話をしたらドン引きされそうだけれど、まあそれが時代の流れと言うものでしょう。さらに、コロナウィルス対策で不要不急の外出は控える様呼び掛けられているけれど、模型を趣味にしているとほとんどの週末は自宅で模型弄っているので自然とウィルス対策が出来てしまいます。そう言えばもう何十年もインフルエンザに罹っていませんが、それも模型趣味のお陰かも知れませんね。

さて、My模型ライフですが、このたび長年の夢だった塗装ブースの屋内常設が実現しました。私のなかでは画期的なことなので、ちょっと紹介させて下さい。

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↑@初期状態
↓A開口部を塞ぐ  →B完成形

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わが家は親と同居の2世帯住宅で、私が住んでいる子世帯の台所とは別に親世帯にも小さな台所がありました。元々ほとんど使っていませんでしたが、両親とも他界してから早数年。折角あるものを使わないのも勿体ないので活用することにしました。上の写真でお分かりの通り、換気扇とその直下のガス台置き場を潰して塗装ブースを置いています。ちょっとダクトが長くなっちゃいましたが、換気扇を回しただけでも結構吸うし、さらにブースのファン2基を回すと強烈に吸い込んでくれるので、室内に溶剤臭が漂うこともありません。 さあこれで、雨でも夜でもやる気さえあれば塗装できる環境が整いました。現在62歳、残りの人生あといくつ作れるか、未完山との対決の時は来ました。


 2020年3月1日(日)
 身 辺 雑 記

 月が変って3月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。「3月」・・言葉の響きからして春を感じますね。昨日までの「2月」とは雲泥の差です。これからは日に日に暖かさが増し、夜明けが早く・日暮れが遅くなると思うと気分も明るくなります。寒さで手がかじかむ季節が終わったこれからは、皆さん模型制作のペースも上がることでしょう。しかし、目標としていた展示会が終わり、昨年からずっと追い続けて来たJKビネット3部作が完結したことで、私の中では大きな区切りが付きました。ここで少々充電期間を置き、次なる模型制作のエネルギーを貯めようと思います。そういう訳で今日の日記は模型ネタではなく、日常ネタの身辺雑記です。

3月は春の始まりであると同時に別れの季節でもあります。奇しくも今日、3月1日は私の娘(生きている本当の娘)の高校卒業式でした。コロナウイルスの影響で在校生は参加せず、送辞はビデオ、父兄も生徒1人につき1名のみという条件で泣く泣く女房に譲り、私は家で留守番していました。これでもう我が家にJKがいなくなると思うとちょっと寂しいです。(フィギュアのJKは大勢いるんですけどね。)娘は4月からJDになります。

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話は変わりますが、横浜の展示会の少し前から歯医者通いをしておりまして、先日ようやく治療が終わりました。通い始めた最初のころに口全体の歯型を取られたのだけれど、治療最終日の診療台の上に、奥歯に被せるパーツと共に私の歯のレプリカが置いてあったんです。何だかとてもほしくなったので、「ほしい」と言ったらすんなりもらえました。下の写真、1/1 私の歯 です。ちょっとグロくて申し訳ありません。

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しかし、歯医者さんが使う色々な材料は模型に使ったら便利なものが多々ありそうです。例えばこの歯型を取るのに使った型取り用レジンは発熱もせず、2〜3分で固まって口からの剥がれも良いのに、これだけリアルに型取りできるのだから大したものだと思います。一般人には手に入らないのでしょうか。


 2020年2月23日(日)
 JKSPM-12S 第12話(最終話) 『ビネット完成!』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このごろは随分と日が伸びました。私が住んでいる関東地方では日没が17:30以降となり、18:00ごろまで空が明るくて、冬至のころ17:00で真っ暗だったのに比べると格段の差です。そう言えば冬至と春分のちょうど中間に当たる立春は2/4だったから、今日の時点でもう20日あまり春よりに踏み込んでいる訳で、太陽の運行上ではすでに春です。気温の面でも冬は最終段階で、もう春はすぐそこまで来ている感じです。それにしても今年は暖冬でした。夏はまた猛烈に暑くなるのでしょうか?今から心配です。

さて、模型の方は1/12フィギュア:JKSPM-12S を使ったビネットが完成しました。これは先週の横浜モデラーズクラブ合同展示会の直前に完成し、何とかギリギリ展示会に間に合ったのだけど、展示会の準備に追われて写真を撮っている暇がありませんでした。従って当サイトでは今日が初登場となります。

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写真上左、まずはビネットの全景をご覧ください。もっとごちゃごちゃするかと思ったのですが結構シンプルで、あくまで「フィギュアが主役」な感じに仕上がったのでホッとしています。右はフィギュアを主体に撮影した1枚。棚と清掃中パネルがフィギュアの引き立て役になっているでしょうか。

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ちょっとアップ気味にして角度を変えて撮ると、正面とはまた違う色々な表情を見せてくれます。鼻の穴をきちんと黒く塗っても尚且つカワイイ・・それがリアルフィギュアの醍醐味だと思います。

このビネットの背景設定は次の通りです。
ビネット題名:「床が濡れておりますのでご注意ください」
あすかは令和商業高等学校に通う高校2年生。友だちのバニラと一緒に近所の食品スーパーでアルバイトをしている。ある日、少し大きめな地震があって棚から飲料が落ちて床が水浸し。一人では手に負えず、バニラに応援を求めるあすかの声が店内に響く。



 2020年2月17日(月)
 横浜モデラーズクラブ合同展示会2020

 2月15(土)/16(日)の両日、横浜モデラーズクラブ合同展示会が開催されました。私も所属している模型サークルの一員として作品を何点か並べさせていただき、土曜は終日、日曜は午後から閉会まで店番をしておりました。日曜の午前中は仕事だったので展示会が終わるころにはもうヘトヘトで、この日記の更新が今日になってしまいました。いつも日曜日に閲覧してくださっている方が多いと思います。今回は遅れまして申し訳ありませんでした。それでは極一部ではありますが、展示会の様子をご覧ください。

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上の写真は所属している模型サークルの卓の全景です。マルチジャンルのサークルですが飛行機を作る人が半分位でしょうか。私はJKビネット3人娘とピンポン玉シスターズ、それにクジラとソ連飛行艇Be-12を出品しました。

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上写真はブースの内側(出展者が店番している側)から撮影した私のJKビネットです。彼女たちのデビュー展示会となりましたが、ありがたいことに沢山の方が立ち止まってカメラを向けてくださいました。今回は中学校の模型クラブの参加もあり、会場には中学/高校生とおぼしき青少年が結構いたんです。それで、このJKビネットに対する青少年の反応はいかに?と思って観察していたら、青少年はこの作品をまともにジロジロ見ることができないんですね。いやあ初々しくて実に爽やか。私も50年前に戻りたいです。

さてそれでは会場で気になった作品を紹介しましょう。まずは昨年のこの展示会で知り合って仲良くなったタナさんの作品から。

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1/24のベントレー、1/48の99艦爆とフィアット、どれも素晴らしい完成度です。特にベントレーはこのサイトのBBSに写真を投稿していただいたので期待していましたが、期待通り、いや期待を上回る精緻な仕上がりで感激しました。今年はちょっと店番が忙しくて昨年ほどは長くお話しできず残念。また来年のこの展示会での再開を約束しました。

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さて、自分の作品の後ろで店番をしていると、大変ありがたいことに私のJKビネット3人娘を熱心に見てくれて話しかけてくださった方が何名かいらっしゃいました。その中のお一人が作品を出しているということで、フィギュアかな?と思ったら何と素晴らしい飛行機じゃないですか。米海軍のF9FとF4U。私もまた飛行機を作りたくなりました。

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そしてこちらは最近ネットで知り合ったネイ・モー・ハンさんのフィギュアたち。いつも画像では見ていましたが、実物を見ると感激もひとしおです。貴重な資料も見せていただいたし、思わぬプレゼントも頂戴しました。大感謝! 
 
   
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もう一つ見たかった作品がこちら。これは私が勝手に心の師と仰いでいるオムナオさんのジオラマ「築地」です。スケールは1/35でそれほど大きな作品ではないのだけれど、見ているとずんずん引き込まれて凄い臨場感です。流石! 
 
 
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最後になりましたがこれはぜひ挙げておきたいと思います。たまたまタナさんの99艦爆の隣に展示されていた、ソ連海軍魚雷艇ツポレフG-5!自分も凄く作りたいです。そんな訳で沢山刺激を受け、目を肥やすことができた展示会でした。お陰で模型制作のモチベーションは最高潮、鉄は熱いうちに打てなんで早速次回作に取り掛かりたいところですが、展示会とパートの疲れで足腰へろへろと歯も痛いので、とりあえず今日は寝ます。

 

 2020年2月9日(日)
 JKSPM-12S 第11話 『単品完成!』

 ううう・・さ・寒い!ここ南関東はこの数日寒波に見舞われ、最高/最低気温とも平年を下回る日が続いています。一番寒かったのは一昨日(2/7)で、気象庁発表の最低気温が0℃、私の家は小高い丘の上にあるのでさらに冷え、地面に氷が張りました。結氷を見たのはこの冬初めてです。私が子供のころ(半世紀前)は冬に氷が張るのは当たり前で、近所の池や水たまりは連日ぶ厚い氷で覆われていたものですが、地球温暖化の影響なのか、今では結氷が珍しくなってしまいました。そんな暖冬に慣れ切った体には今回ほどの寒さでも大いに応えます。折りしも巷では新型肺炎の危機が叫ばれ、杉花粉が始まる時期とも重なって、マスクの需給がひっ迫し入手困難となっています。薬局/スーパー/ホームセンターetc どこへ行ってもマスクは品切れで、人々が困惑している姿は昭和48年に起きた石油ショックによるトイレットペーパー騒動を彷彿とさせるものがあります。今回も「マスク騒動」として歴史に残るのでしょうか。願わくは新型肺炎がこれ以上深刻化せず、沈静化の方向に向かうことを切に祈ります。

さて、模型制作の方はいよいよ次の土日に迫った横浜合同展示会に向けてJKビネット3作目の追い込み中。まずはビネットの主役となるフィギュア単体が完成しました。

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上写真2枚は塗装前後の比較です。以前撮っておいた塗装前の写真と同アングルで完成品を撮影し並べて見ました。キットの素晴らしい造形に見合った塗りができたでしょうか?塗り上がって見ると色々反省点は有るのですが、一応自分では今の自分の実力を出し切ったと思っています。特にあすか(Aヘッド)は顔が上手く塗れました。

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別アングルの写真2枚。右はバニラ(Bヘッド)です。キットのパーツ割りが優れているお陰で完成後でもヘッドの付け替えが容易。従ってどちらのヘッドにしようか迷うことは有りません。だた体は一つなので、あすかとバニラの同時共演はできないのが残念です。

この作品のビネットアクセサリーはフィギュアに手を付ける前に完成しているので、これで週末の展示会に間に合う目途が付きました。他に「水たまり」のミサと「バケツ倒したやつちょっと来い」のサリーも持って行きますので、よろしかったらぜひ彼女たちに会いに来てくださいね!お待ちしております。



 2020年2月2日(日)
 JKSPM-12S 第10話 『服塗る者に福が来る?』

 月が変って2月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年ももう1ヶ月過ぎてしまったんですね。まさに光陰矢の如しです。私事ですが我が家のザコ戦闘員2号 (第2子,長女,高3) の大学入試が昨日から始まりました。たまたま志望校の入試日程が連続していて次の金曜日までほぼ毎日入試に挑みます。実力以上の結果は出ないと分かっていますが、ここまで育てた親としてはせめて普段通りの実力を発揮してくれることを祈ります。実力を出し切った上での結果なら納得して受け入れることができますから。

さて、模型制作の方ですが、今作っているJKフィギュアは 足・腕・顔 の素肌パーツが塗り上がり、今回は服を塗りました。服は福につながります。折りしも明日は節分、この時期に服を塗ることで思わぬ福を呼び込むことができるかも知れません。

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服の塗装はそこそこ手間は掛かりますが、素肌の塗装に比べればはるかに簡単です。基本色を塗った上(写真左)にシャドウとハイライトを乗せて実感を高めて行く(写真右)という工程は素肌と同じですが、素肌はさらに透明感を出すため下層を適度に残さねばなりません。対して服は下層を残さなくて良いので気が楽です。あ、いや、これで極めたなんて言っている訳では全然ないです。素肌も服も全く駆け出しの修行中。

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ところで、このフィギュアはビネットにして上記展示会に出品予定です。あと2週間を切りましたが間に合うのか? まあ、ビネットアクセサリーはフィギュアに手を付ける前に完了しているんで何とかなるでしょう。展示会でこのサイトを閲覧してくださっている皆さまとリアルにお会いしてお話しできたらとてもうれしいです。所属クラブはトライアングルです。よろしかったらお立ち寄りの際にお声掛けいただきたく、どうぞよろしくお願い致します。(リアルでお会いすると「akaihoshi2004さんってこんな年寄りだったの?」ってなると思います。実際還暦過ぎた爺さんなので仕方ありません。心の準備だけはしておいてくださいね。ww)


 2020年1月26日(日)
 JKSPM-12S 第9話 『顔塗り・まだまだ修行中』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日から始まる1週間が1月最後の週となります。例年今時分が1年で一番寒い時期ですね。ここ南関東では1月末の最低気温の平年値は2℃程度。実際の気温は日々上下のブレが有ってまちまちですが、この冬の南関東の気温は概ね平年値よりも高めです。やはり地球温暖化の影響なんでしょうか。だとすると日本全国どこでも暖冬のはずですが、皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか。

さて、それでは模型の話題に移りましょう。今弄っているフィギュアはいよいよ顔の塗装に入りました。キットにはヘッドパーツが2個入っていてどちらか好きな方を選べる様になっています。キットの取説では Aヘッド、Bヘッド となっていますが、作品に愛着を持ち、モチベーションを高めるために名前を付けます。今回は、Aヘッド:あすか、Bヘッド:バニラ としました。

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まずはバニラから。左端はサフ→白→肌色とベタ吹きした状態です。かなり白っぽく、彩度も低いですが、この色を白目と歯の色にします。次に髪とリボンを筆塗り。ラッカーでの塗装はここまでです。続いて油彩で肌のグラディエーションを塗り込み、1週間寝かせて十分乾いたら最後はエナメルで目など細部を描いて出来上がり。

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あすかも工程は同じです。2人とも仕事の邪魔にならない様に髪をまとめたり止めたりしているのがカワイイです。同じ塗料で同じ要領で塗ってもきちんと別人の顔になるのは元のキットの造形がしっかりしているお陰です。

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1/12フィギュアの顔を塗るのはバニラが5回目、あすかが6回目です。まだまだ修行中ですが毎回少しずつ何かが掴めた様な気がしています。今回は特にあすかが「生きてる」っぽく塗れました。ただカワイイだけではなくて、口の端からヨダレが垂れてきそうな生々しさがアニメ調のフィギュアと違う所です。


 2020年1月19日(日)
 JKSPM-12S 第8話 『足・塗り上がり』

 昨日18日土曜日は関東地方の天気予報に雪マークが付き、一時は大雪が警戒されるなど緊張が走りました。奇しくも大学入試センター試験の初日だったので多くの受験生、保護者、関係者が気をもむ中、終わって見れば積雪を見たのは箱根など一部の山沿いだけで、平野部は難を逃れました。ただし一日中冷たい雨が降り、その日の最低気温が昼過ぎに出るなど、寒さが身にしみる一日でした。一方、一夜明けた今日・日曜日の関東地方はさわやかな青空が広がり、とても気持ちが良いです。関東地方の雪は南岸低気圧によることが多く、低気圧が去った後は急速に天気が回復します。今回もそのパターンでした。

さて、模型の進捗ですが、寒さで手が凍えてなかなか作業が進まない中、今作っているフィギュア:JKSPM-12S の足がようやく塗り上がりました。

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前々回(1月5日)の血管と赤斑点の状態から、タミヤウェザリングマスター → ラッカー → 油絵具と3層重ねて最後に半光沢クリアーでTOPコートしました。この方法(血管先描き・赤斑点点描法)の私なりの到達点がこれです。

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出来栄えは・・うぅ〜ん、確かに肌色ベタ塗りよりはマシだけど、血管が強く残り過ぎているし、何より素肌の透明感が出ていないですね。赤斑点の点描に物凄く手間が掛かるのも問題点の一つ。まあ、今回で一応この塗装法の見極めは付いたので、次からは別の方法を試すことにします。


 2020年1月12日(日)
 JKSPM-12S 第7話 『難航中』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日は成人の日で祝日なので昨日の土曜日から3連休という方、多いと思います。私が現役サラリーマンの時は年明けの仕事が始まっても何となく成人の日までは正月気分で、その後通常モードに入る感じでした。それが今やっている食品スーパーの仕事は年末年始の連休が無いため正月気分というものが存在しません。逆に年末年始は食品スーパーにとって1年で一番忙しい時期です。私がこの仕事を始めてから年末年始を迎えたのはこれが2度目、今回も目が回る忙しさでした。そして世間が通常モードに戻るこの時期、ようやく一息付いています。

そんな訳でこのところ忙しかったので模型制作の方は少しペースが落ちています。仕事が午前中で終わるのは普段と変わらないのだけれど、疲れがひどくて帰宅後に昼寝しちゃうんですよね。結果模型が弄れるのは仕事が休みの日のみとなり、昔のサラリーマン時代と同程度のスローペースになってます。まあ繁忙期は過ぎたのでこれから徐々に平日モデリングも復活すると思うけれど、今日のところは少しだけの進捗でご容赦ください。

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前回始めた足の塗装は油彩を何層か重ねる工程に入ったため、現在乾燥待ちです。その間に手を塗りました。手は血管は描きましたが、足で実行した赤斑点の点描はしませんでした。やはり何となく情報量不足の感が有ります。


 2020年1月5日(日)
 JKSPM-12S 第6話 『私がやりたいのはこうじゃない』

 令和2年最初の日曜日がやって来ました。今日まで年末年始休暇で明日から仕事という方も多いと思います。今年は丸1週間プラス前後の土日で9連休でしたでしょうか。でもこういう曜日の並びだと、年明け仕事始めが月〜金の丸々5連勤になるのでキビシイかも知れません。また、仕事で海外とやり取りのある方は、日本以外は2日から動いているので海外からのメールが山の様に溜まっていたりしますよね。私はそういう現役時代の事を思い出し、今のパートの仕事は気楽でイイや・・などと思っています。現役の方、お仕事ご苦労様です。この1年、皆さまのお仕事が順調に回る様にお祈りいたします。

さて、元旦の日記で触れた通り、今年は飛行機2,潜水艦1,フィギュア4の完成を目指します。最初のアイテムは昨年から弄っている女子高生フィギュア JKSPM-12S。これは2月の横浜合同展示会に出品する予定なので、私の遅い制作ペースを考えるとそろそろスパートを掛けなければなりません。

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今週は足を塗っています。いつもの様にサフ掛けて血管描いて肌色を薄く吹いてからエナメルの赤で斑点を点描。今回はこの技法の限界を見極めようと思って点描の精細度をMAXにして見ました。結果は・・うぅ〜ん・・私が目指しているのはこれじゃないです。目標は健康的でリアルな素肌を表現すること。この技法は確かにリアルだけれど、リアルさの方向性が違っています。ドボン?いや、これはこれで完成させてこの技法の見本にしようと思います。次からは別の塗装法を考えないとなぁ・・。


 2020年1月1日(水)
 あけましておめでとうございます。

 皆さま、新年あけましておめでとうございます。旧年中は当「赤い星」をご覧いただき、誠にありがとうございました。本年も従来と変わらず閲覧いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。さて、毎年恒例、年1回年明けのTOP画像更新ですが、今年は昨年の完成品の中から LaGG-3 type66 を選びました。選んだと言っても昨年の飛行機の完成品はこれと Yak-7B しかなかったので2択なんですけどね。え?飛んでいるのにパイロットが乗ってないしプロペラも回ってない?・・済みません。CG合成で何とかしようとパソコンと格闘したのですが、私が持っているショボい画像編集ソフトではどうにもなりませんでした(言い訳)。なにとぞご容赦の上、ご笑覧ください。
 
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さて、年初にあたり、今年の抱負など語らせていただきます。昨年はフィギュアに目覚め、年の後半からはフィギュア一色になってしまったけれど、メインの飛行機やサブの潜水艦への興味が消えた訳ではありません。それらに対する情熱を保ちつつさらにフィギュアが加わったのです。どれもこれも作りたいけれど体は一つ。普通ならもうとっくに孫がいる歳になったのに積みキットが増える一方で収拾が付きません。手付かずのキットはいざとなったら売り払うこともできるからまあ良いとして、問題は半完成品です。終活を始めるのはさすがにまだ早いとは思いますが、できるだけ身辺を整理しておくのに越したことはないから、今年は半完成品を成仏させることに重点を置くことにします。

今現在、完成の見込みが有る半完成品は、飛行機3,潜水艦1。そして年間の完成数は昨年が7、一昨年も7だったので多分今年も7でしょう。これを作りたい情熱の熱さで案分すると、飛行機2,潜水艦1,フィギュア4となります。それではこの数字を念頭に置いて半完成アイテムをチェックして行きましょう。まずは飛行機から。
 

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上の3つ、暮れの大掃除のついでに押入れの奥から引っ張り出して来ました。メーカー別に見るとAmodel2,RODEN1。どちらもウクライナのプラモメーカーです。そういえば所属している模型サークルの次の展示会のテーマが「Made in UKRAINE」なので丁度いい感じ。展示会で見栄えがするのは一番大きい An-12 だけど、こいつを完成させるのはしんどいから、La-250 と Mi-1M で行こうと思います。

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続いて潜水艦の仕掛りは上の1つだけなので、すんなりこいつで決まりです。これは基本塗装まで終わっているのでやる気になればすぐ完成するでしょう。

最後はフィギュアですが、まずは今作っている JKSPM-12S を仕上げて2月の横浜合同展示会に出します。それが済んだら飛行機や潜水艦も弄りながら、新しいフィギュアに取り掛かるつもりです。・・とまあ、年初に立てた計画は以上なんですが、計画通り行くかどうかは分かりません。できれば良い方向に外れて完成品が8個とか9個とか、増えれば良いなと思っています。



 2019年12月30日(月)
 今年を振り返る
 
 今年も残すところあと2日、明日が大晦日で明後日はもう来年ですね。この不定期日記も今回が2019年最後のUPとなります。皆さまこの1年、当・赤い星をご覧いただき誠にありがとうございました。これからも見に来てくださる方のお役に立てる様、微力を尽くして参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、それでは今年最後の日記ということで、この1年の完成作品を振り返って見ましょう。今年は定年退職後の第2の人生の2年目でパートの仕事にも大分慣れ、日常生活としては概ね平穏な1年間でした。ところが模型弄りの面では、制作アイテムが「ソ連軍用機」から「女子高生フィギュア」に変るという大変革が訪れ、自分でも戸惑っています。どういう心境の変化か・・決して飛行機模型に興味が無くなった訳ではないんです。それ以上にフィギュアのレジンキットが世の中に沢山出て来て、それを作ることに新たな達成感を見出した・・と言ったら近い感じです。
 
 
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DAKO 1/72 LaGG-3 type66
1月26日完成

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習作 ピンポン玉アート
2月24日完成
 
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くじらの置物 6月2日完成

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VALOM 1/72 Yak-7B 7月14日完成
 
 
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1/72大戦機を2機作る間にピンポン玉アートとくじらの置物を制作。それまでの「塗装」という概念から、「立体の表面に絵画を描く」という作風に変って来ました。そして年の後半からフィギュアの制作を開始。自然で健康的な素肌を表現したくて色々な技法を試しているうちにフィギュアを連作するようになって行きます。
 
MK2 1/12 JKJP-12S 9月15日完成
 
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KSモデリング 1/12 女子高生セーラー冬服使用
ビネット「水たまり」
10月20日完成

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ハセガワ 1/12 JKメイトNo.3使用
ビネット「バケツ倒したやつちょっと来い」
11月24日完成
 
 
さらに、フィギュア単品では飽き足らず、小物を追加してビネットを作るようになりました。フィギュアは生きている人間の模型ですから表情が有り、ポーズもそれぞれ違います。ビネットにすることで物語り性を含んだより大きな世界感を表現できる気がしてすっかり「沼」に嵌まりました。この分だと当分「沼」から抜け出せそうにありません。

以上、私のこの1年の模型ライフをご紹介しましたが、皆さまの今年の模型ライフはいかがでしたでしょうか。新しいジャンルに進出した方、ご自分のジャンルを深めた方、それぞれの1年だったと思います。新しくやって来る令和2年が皆さまの模型ライフにとって良い年となるよう祈願し、今年1年の締めのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

 


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