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不定期日記

 2021年9月26日(日)
 JKJP-12S 第5話 もうすぐ完成

 お彼岸も過ぎ、朝夕はグッと涼しくなって来た今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。気が付けば今日は9月最後の日曜日です。次の週末はもう10月ですが、今年もあと3ヶ月しかないなんて信じられますか?私は断じて信じられません。だってついこの前、正月が来たばかりじゃないですか!いやもう年取ると本当に1年が速い。時が経つのが速い様子をよく「坂を転がる様だ」と言いますが、今年の私の「時の坂」の傾斜角は45°くらいですね。リアルな坂ではスキー場の急斜面が30°だって言いますから、45°はもう坂じゃなくて壁です。これがもっと年取って人生最終章に入れば時の速さはそれこそ立て板に水で、正月が過ぎたらもう大晦日なんてことになるのでしょうか。そう考えると残りの人生の体感時間は実時間よりはるかに短いですね。まだまだ作りたい模型は山ほどあるので、のんびりしてないでせっせと手を動かさなければいけません。

と言うことで目下の制作アイテムの JKJP-12S、気を抜かずアクセル踏んで行きます。

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このキットの難所、試練とも言える肩の合わせ目消しはホラー映画の様相を呈しつつ何とか乗り越えました。上写真は合わせ目を消した部分の再塗装をして乾燥中のところです。顔はマスキングしたまま、肩から下の全身も自分の手垢が付かない様にラップで巻いてあるのでホラー映画状態継続中。さらに肩を浮かすため透明アクリルの台に乗せているのでまさに生贄で怖さが際立ちます。フィギュアを作っているとしばしばこの様な猟奇的な絵面になりますが、元が人体バラバラ状態から始まるのでまあ仕方がないところです。

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肩の再塗装が乾いた後、服部分に艶消しクリアーのTOPコートを掛けてからようやく顔のマスキングを外しました。合わせ目消しで散々取り廻したので顔の肌や目等にダメージが出ていないか心配しましたが、開けて見ればキズひとつない綺麗な状態でホッとしました。ここまで来ればもうあと一息、腕とリュックを付ければ完成します。しかし焦りは禁物。はやる心を抑えて慎重に慎重に。最後のフィニッシュを1発で決めて次回はめでたく完成と行きたいところ。完成品見ながら缶ビール飲むのが楽しみです。


 2021年9月19日(日)
 JKJP-12S 第4話 ホラー映画

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今週はシルバーウィークですね。シルバーウィークとは敬老の日と秋分の日が近いことで生まれる休日の多い1週間のことですが、休日が2日ではパワー不足で5月のゴールデンウィークの様な大型連休にはなりません。しかし、飛び石状にある平日に休暇を取れば結構長い連休になります。普段忙しくてなかなか休みが取れず、有給休暇が余っている人はこの際思い切って休みを取ってゆっくりするのも良いかも知れません。有給休暇などない自営業の人や、年中無休の事業所勤務でカレンダーの赤黒と自分の休日が無関係な人はシルバーウィークなんてないけれど、世の中が連休モードだと多少気持ちがフワッとすることもあるのではないでしょうか。私はまさにカレンダーの赤黒と休みがリンクしない働き方なのですが、シフトの巡り合わせで偶然今日から3連休となりました。このご時世だし元々どこかへ出掛ける予定もないので家でゆっくりしようと思います。見る時間がなくて溜まっているテレビの録画とか映画のDVDでも見ようかなぁ・・。

そんな連休の初日、もちろん模型も弄るわけで、目下の制作アイテムである 1/12JKフィギュア、JKJP-12S をせっせと進めています。今は前回塗り上がった頭部モジュールと胴体を合体させてその後の修正作業をやっているのですが、見た目がホラー映画のワンシーンみたいになったので背景設定を考えて見ました。

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放課後の高校、もう日が沈むほどの時刻で校内に残っている生徒はほとんどいない。そんな中、一人の女生徒が生物学の教師に呼び出された。場所は校舎の一番奥にある薄暗い理科実験室。

教師 「はいじゃちょっと目ぇつぶって〜」
生徒 「先生、何するんですか?・・うぐっ!!」
教師 「これも君のためなんだ、我慢してくれ・・」

ザリザリザリザリ(削る音)
ギャー!(悲鳴)


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お粗末な背景設定にお付き合いいただきありがとうございました。顔が白い布でぐるぐる巻きにされていて、口が粘着テープで塞がれている様に見えるのがホラー要素でしょうか。こんなことになったのはこのキットのパーツ構成に原因が有ります。上画像左の組立て説明図が示す通り、このキットでは前後分割された服パーツで体をはさんで接着します。従って頭部モジュールが組み込まれた状態でえりと肩にできる接合線を消さなければなりません。上写真右は2年前に初めて作った同キットの作例です。この時は服パーツの熱矯正に失敗してやむなく私服に改造しました。さらに服を着脱式にしたのでえり/肩の接合線はそのままです。今回は服を着脱しない代わりにこの接合線を消す、そのとばっちりを避けるため顔をぐるぐる巻にしているというわけです。果たしてもくろみ通り接合線を消すことができるのか・・病み上がり第1作の試練は続きます。


 2021年9月12日(日)
 JKJP-12S 第3話 顔

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東は9月に入って急に気温が下がったのですが、まあ3日もすれば元の残暑に戻るだろうとタカをくくっていたところ、5日経っても戻らず、7日になっても寒いままで勤めている食品スーパーでは冷やし中華の売れ足が止まり、おでんや鍋の具材が飛ぶように売れる様になってもう秋本番のごとき様相を呈していました。ところが一昨日9月10日からは気温が上がってこの時期本来の残暑が帰って来たので売れ筋商品も残暑モードに戻りました。この後は徐々に気温が下がっておよそ10日後のお彼岸を境に涼しくなるものと思われます。この様にゆっくりした気温の変化なら体がついて行けるけれど、月始めの急激な温度変化は応えました。幸い風邪をひいて熱を出す様なことはありませんでしたが、このご時世、熱が出るとちょっとドキッとするので用心するに越した事はありません。

さて、模型の方は病み上がり第1作の JKJP-12S に集中して取り組んでいます。今回は最大の難所である顔の塗装にチャレンジしました。少し詳しく工程をまとめましたので、リアルフィギュアの顔塗りの一例としてお目に留まれば幸いです。

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@ 髪と白目をラッカーで着色 A 油彩で肌をリアルに塗る B エナメルで細部塗装

この作例、一度油彩を厚く塗り過ぎて失敗しドボンして再出発したわけですが、ドボンでラッカー含む全ての塗料がきれいさっぱり落ちたので、事実上無塗装レジン地肌からのスタートとなります。それでは順を追って見て行きましょう。上写真@:ラッカーで髪と白目を塗装。白目は純白ではなくライトグレーとする。A:油彩で肌のグラディエーションを作る。油彩は出来るだけ薄く、筆跡が残らない様に塗るのがポイント。B:エナメルで眉、目の輪郭、鼻の孔、唇など細部を描く。@〜Bの3STEPで顔面の塗装は完了です。1/12スケールではあまり何層も塗り重ねずAの油彩一発で肌の質感を出した方がスッキリ清楚な感じになって良いと思います。

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  C 瞳孔と虹彩の模様を描く D 虹彩に色を乗せる  E 前髪を接着して頭部完成   

さて、顔塗装の成否を握るのが点睛(黒目の描き入れ)です。最大のポイントは両眼の見ている方向が揃っていること。この作例では真正面視線としました。もちろん真正面でなくても両眼の視線が揃っていて違和感が無ければ上下左右どの方向を向いていてもかまいません。もうひとつのポイントは生命感です。目は口ほどにものを言うので目が生きていないといかにもオモチャっぽくなってしまいます。リアルフィギュアは生きている人間のスケールモデルですので、ここはひとつ頑張って生命を吹き込みたいところ。具体的には次の通りです。C:白目の上に虹彩と瞳孔を分けて描き、虹彩部分には放射状の模様を入れる。D:虹彩色(エナメルの透明オレンジと透明グリーンを混ぜたもの)を黒目全体に盛る様に塗る。CとDで点睛完了です。虹彩色は透明で光沢が有るので下塗りした瞳孔と虹彩が透けて見えかつ濡れている様に光るので生命感の有る目を再現できます。

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最後に前髪パーツを接着して頭部モジュールが完成しました。大きさを実感していただくため、左手でつまんだ写真を載せておきます。1/12というスケールはフィギュアとしては中間的なサイズですが、目をリアルに塗るには十分小さいことが分かると思います。これより小さい1/20や1/24、1/35といったスケールでは私はもう目を描くことができません。従って私が作るフィギュアのメインスケールは1/12になりました。

さて、上写真に写っている手はもちろん私の左手ですが、この左手の中指と薬指が頸椎ヘルニアの後遺症で動きが悪いままです。しかし、模型弄りがリハビリになっている様で最近少し改善の兆候が出て来ました。このままあきらめずに模型を作っていればいつかは指が元通り動く日が来るかも知れません。そうしたらもっと速いペースで模型が作れるんですけどね。



 2021年9月5日(日)
 JKJP-12S 第2話 肌塗り : 足は順調、顔はドボン

 月が変わって9月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は先週から今週にかけての気温の変化について行けずあたふたしています。お住まいの地域によって差が有るとは思いますが、ここ南関東では8月最終週は猛暑日に手が届くほどの酷い残暑でフーフー言っていたのに、9月に入った途端ドンっと気温が下がって朝晩は10度台、日中も長袖を着ていないと寒いくらいになってしまいました。聞けば10月中旬ごろの気温なんだとか。こういう1ヶ月ワープする様な気温のエアポケット現象は以前から時々有ったのかも知れませんが、自分の加齢のせいで大変体に応える様になってしまいました。天気予報ではこの先また気温が上がって残暑がぶり返すみたいです。こういう熱衝撃試験みたいな環境が電子部品にも機械部品にも生物の体にも一番厳しいんですよね。速く安定して涼しい秋になってくれないかなぁ・・お彼岸までムリか・・。

さて、それでは模型の話題に移りましょう。先週は日記に書くほどの進展がなくて1回パスした JKJP-12S ですが、流石に2週間経つとそれなりに進んだので、今日は第2話としてレポートさせていただきます。

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フィギュア塗装の醍醐味は何と言っても肌の表現でしょう。肌塗装の良し悪しでその作例の価値が決まると言っても過言ではありません。頸椎ヘルニアの後遺症で左手指に障害が残る中、肌を上手く塗れるかどうか。それはすなはち、今後もフィギュア作りをやって行けるか否か・・という問いと同義です。この2週間でそれを試す運命の肌塗装を実行しました。結果は上写真の通りです・・どうでしょうか。自分としては一応、リアルフィギュアをリアルに塗った作例として認めてもらえるのではないかと思います。従って今後もフィギュア作りを続けます。まあこの辺の判断は自問自答であり、「自分が納得したかどうか」なので定量的な基準は無いんですけどね。あと、スニーカーの塗装も頑張りました。靴ひもとかそれっぽく見えたら幸いです。

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続いて顔です。足が上手く塗れたので調子に乗ったのでしょうか、見事に失敗しました。上写真3枚説明しますと、左端:ラッカー肌色 → 中央:油彩でグラディエーション(これが失敗) → ドボン後 となります。中央は何が失敗か写真が小さくて分かり難いのですが、油彩の塗膜が厚過ぎてモコモコ/ザラザラした状態で固まってしまっています。これでは人肌に見えないので躊躇なくドボンしました。失敗の原因は溶き油の調合を間違えたためと判明。乾性油の比率が高過ぎたせいで油絵で良く見られる「絵具が盛り上がって筆跡が見える状態」になっています。レジンフィギュアを油絵具で塗装する時は乾性油を控え目にしてできるだけ薄く薄く、筆跡が残らない様に意識して塗らなければなりません。それは今までの経験で身に付いていたはず、現に足は上手く塗れたのにちょっとした気の弛みでまた失敗してしまいました。まだまだ修行が足りません。


 2021年8月29日(日)
 夏の物欲大作戦

 今日は8月最後の日曜日です。8月は今日を含めあと3日を残すのみ。夏ももう終わるというこの時期に、ここ南関東では猛暑が続いています。天気図を見ると本州南部から九州にかけて夏の太平洋高気圧にすっぽり覆われていて、しかもその高気圧が先週から居座っています。これでは暑いはず。梅雨の末期に大雨が降る様に夏の終わりに猛暑が来ることは良くありますが、これがこの夏最後の猛暑になってくれることを願います。9月に入っても熱帯夜が続く様では高齢者の入口に立っている我が身には応えますから・・。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。病み上がりのリハビリとは言え模型弄りを再開して2週目、さぞかし進んだかと思いきや・・全然進んでいません。だって暑いんだもの。My模型部屋は空調がなく、夏は金星なみの暑さ、冬は海王星なみの寒さ。それでも59才まではそんな環境で模型を作れていたのですが、還暦過ぎてムリってなりました。冷暖房完備で屋外排気機能付きの塗装ブースを備えた模型部屋なら春夏秋冬昼でも夜でも雨でも台風でも模型作れるんですけどね・・そんな訳で今日の日記は「夏の物欲大作戦」と題し、7月と8月に購入したキットの紹介でお茶を濁させていただきます。

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まず最初はMK2の最新作JKフィギュア、JKFS-12S。上画像左がキット箱絵、右がフライヤー(宣伝用の印刷物)です。このフィギュアは右手でスカートの裾を押さえているのですが、なぜそんなポーズをしているかはフライヤーを見れば一目瞭然ですね。私が1/12エスカレーターをスクラッチしている理由はまさにこのフィギュアのお立ち台にするためです。今作っている JKJP-12S で模型弄りの勘が戻ったら、次はこれを作って年内にエスカレーター共々完成を目指します。

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次はハセガワ1/12リアルフィギュアコレクションからグラビアガールおよび同Vol2。両方とも水着を着たお姉さんです。このシュチエーション(水着・浜辺)でVol5くらいまで出てくれれば「浜辺で記念撮影する夏季休暇中のOLグループ」なんていうジオラマを作りたいです。でもその時には透明レジンで海とか波とか作らなきゃいけないので生きているうちに出来るかどうか不明。

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3つ目は8月7・8日に開催されたトレジャーフェスタ・オンライン4(Net上で開催されるガレージキットの展示即売会、1年に3回ほどのペースですでに4回開催されている)で買った1/6レジンフィギュア CHLOE(クロエ)ver2.1。少しアニメ顔だけど目は小さく間隔も離れています。鼻も比較的しっかり造形されていて鼻の穴まで彫ってあるので、頑張って塗ればリアルフィギュアとして完成させられるかも知れません。ランジェリー姿でハイヒールの靴を履いているっていうのがどんな状況なのか、それを活かしたビネットやジオラマの発想が浮かぶのかはなはだ疑問ですが、この手のガレージキットは一期一会ですのでとりあえず買っておきました。

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そして最後は TAKOm 1/144 LUN級エクラノプラン。水面効果を利用して水面ギリギリを飛ぶ飛行機か船か分からない謎のメカです。冷戦時代の末期にソ連が開発し、西側から「カスピ海の怪物」と恐れられたいくつかの実験的な機体のひとつ。大きさ的には船なんだけどスクリューは付いてないし、実際水面から浮くのでどちらかと言えば飛行機。しかし高く飛ぶことはできません。兵装は艦対艦ミサイル6基だから運用上は高速ミサイル艇と言ったところです。キットはまだ発売前だけどすでに予約販売が始まっており、速攻でポチりました。モノが届くのは9月末の予定。今からワクワクしてます。


 2021年8月22日(日)
 JKJP-12S 第1話 復活の狼煙

 2週間のご無沙汰でした。お盆が過ぎ、暑い夏も終わりが見えて来た今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先週はちょっと体調を崩しまして日記の更新ができず、大変申し訳ございませんでした。体調不良の原因は菌やウィルスなど外毒によるものではなく、まあ夏バテと言いますか体の内科的なバランスを調整する機能が一時的に失調したものでした。医師からは食事をしっかり取って良く眠る様指示され、その通りにしたところ数日で回復しました。そう言えば体調を崩す直前のころは食欲が無く、ところてんとか刺身こんにゃくとかそんな冷たいものを少量食べていただけなので低血圧/低血糖に陥ったみたいです。やっぱり食事って大事ですね。その後は米・肉・野菜のバランスが取れた食事を心掛けた結果、今ではすっかり元気です。

さて、模型の方ですが、頸椎ヘルニアによる神経痛緩解後のリハビリ第1作に手を付けました。MK2の1/12レジンフィギュア、JKJP-12S です。

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JKJP-12S は数あるMK2製品の中でも随一の清純派。2種類のヘッドが附属しどちらかを選ぶ選択式だが使わなかったヘッドは単独で胸像にもできる。
 

今現在制作途中のものは 1/4大型フィギュア,1/6JKフィギュア,フルスクラッチ1/12エスカレーターの3つです。本来ならこれらを仕上げるのが筋ですが、どれも難所に差し掛かっていて難しいため、病み上がりのリハビリには向いていません。ではこの JKJP-12S が簡単かと言うとそんなことはないのだけれど、過去に1度作ったことがあるし、工作や塗装のスキルをバランス良く要求して来るキットなので、回復の度合を測るのにちょうど良いと考えて選定しました。それでは早速作って行きましょう。上写真右、洗浄して煮沸してバリ取ってパーティングライン消して仮組みしました。作業スピードは病前(頸椎ヘルニアの神経痛の前)より遅く、2倍ほどの時間が掛かったけれど、どうにか作れることが分かったので一安心です。

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作業が遅いのは前回8月8日の日記冒頭に書いた通り、左手中指と薬指の動きが悪いためです。それが治るのを待ち切れず模型制作を再開しました。最悪左手がこのまま治らないとしたらいったいどの程度模型制作ができるのか?それを見極めるための作例でもあります。その端的な一例として細部塗装はどうでしょうか。上写真、細いリボンの塗装、左は白いブラウスの上に赤のラッカーでできるだけ丁寧に筆描きした状態ですが色の境界が一部ガタガタしています。病前はもっとスッキリ塗れたのに、やはり塗装スキルの劣化が見られます。上写真右は左の後にエナメルの白でガタガタを修正したもの。時間は掛かりましたがまあここまで塗れれば自分としては満足です。この先、肌の塗装やちょっと難しい工作もあるので結論を出すにはまだ早いですが、時間さえ掛ければ病前のクオリティーで完成させられる・・であってほしいです。


 2021年8月8日(日)
 おかげ様で・・

 持病の頸椎ヘルニアによる神経痛が出てから3ヶ月目、おかげ様で随分良くなりました。処方された鎮痛剤を1日4回飲んでいますが、これが効いている間は痛みは感じません。薬が切れると普通に痛いですけど、それも耐えられる範囲です。残る問題は左手中指と薬指が脱力したままで満足な動きができないこと。この2本の指が元通り動く様になるまで全快とは言えません。3年前に同じ症状が出た時の経験から推測すると全快まであと1〜2ヶ月掛かる見込みです。私は右利きなので左手が少し不自由でも普段の生活には困りませんが、模型弄りの様な細かい作業では左手も複雑な動きをして右手を補佐しなければならないのでまだ模型は弄れません。・・しかし、もう長い間模型に触れていないので弄りたくてたまりません!模型禁断症状発症です。

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上の雑多な画像は放置中だったり、気になっていて次回制作候補とも言うべきキットを集めたものです。仕掛り品としては 1/4大型フィギュア と 1/6JKフィギュア が有るけれど、どちらも難易度が高いので病み上がりのリハビリには向きません。そこで上画像の次回作候補とその他にも多数ある次回作候補二軍勢をならべて、箱のフタを開けたり閉めたり、中身を引っ張り出してビニール越しにパーツを眺めたり・・休日はそんなことして1日過ごしています。

ああ・・早く模型作りたいなぁ・・・



 2021年8月1日(日)
 回復の兆し?

 頸椎ヘルニアによる重度の神経痛でおよそ1ヶ月寝込みましたが、ようやく少し良くなって来ました。まだ左手の自由が利かず、模型は弄れないのでしばらくは過去作やその他雑多なネタでお目よごしさせていただきます。


早速の雑多ネタですが、痛みで苦しんでいたある夜、下の画像の様な仏様の一団が私目掛けて降りて来て、仏様の手が私の体をかすったけど掴めず、私を残したまま再び空の彼方へ消えていく・・という夢を見ました。これは良い夢だったのでしょうか、それとも連れて行ってもらった方が良かったのでしょうか・・




 2021年6月30日(水)
 お知らせ

 神経痛が悪化し、椅子に座るのも大変な状況になってしまいました。残念ですが当分の間、「赤い星」のサイト運営を休止致します。病状が緩解したら再開しますので、その時はまたよろしくお願いします。大変申し訳ございません。


 2021年6月27日(日)
 車買い換えました

 今日は6月の最終日曜日です。今日を含めあと4日で今年前半が終わるので、この時期は半年の瀬でバタバタと忙しく、30日には半年越しそばを食べ、翌7月1日は半年の始めのお祝い気分に浸ってちょっとのんびり過ごす・・等と言うことも無く、皆さん普通に過ごしていると思います。・・冗談が滑りました。ちょっと恥ずかしいです。

さて、前回の日記やBBSのレスに書いた通り、現在私は持病の神経痛が出て左腕が使い物にならず、模型制作をお休みしています。なので模型の制作記事は書けないのですが、過去作とか模型以外でもネタがあればそれらを題材にして何とか日記をつないで行こうと思っています。そんな矢先、車の買換えというおあつらえ向きの事案がありましたので今日はその話題で書かせていただきます。

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上写真は今まで乗っていたプリウスです。新車で買って今年で14年目だったと思います。走行距離は15万Kmを超えました。一言で言って良いクルマでしたね。とにかく燃費が良い、それでいてアクセルを踏み込めばグンッと加速してくれる、室内がとっても静か・・移動の手段として申し分ありませんでした。ただ直近3年間を除き主に通勤で使っていたので記憶が仕事と結びついていてあまり楽しい思い出は有りません。この車のせいじゃないけど楽しい思い出が無いのはちょっと悲しいですね。買換えの理由はエンジン含むハイブリッドシステムの老朽化。最後の1年間は燃費が普通のガソリン車と変わらないくらい悪化し、エンジン音も随分うるさくなっていました。修理して乗り続けることも考えたのですが、エンジンのオーバーホールと駆動用電池の積み換えで50万円以上掛かる見積りが出たので思い切って買い替えることにしました。

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そして新しく我が家にやって来たのは上の写真の車:ヤリスです。最初、プリウスのダウングレード版的存在のアクアにするつもりだったのですが、燃費やら安全装備やら色々比較検討した結果ヤリスに決めました。今現在、トヨタのハイブリッド車の中でトップクラスの低燃費車です。アクアに比べ大きさもパワーもほとんど変わらないのに燃費が10Km/L近く違うので不思議に思ってセールスに聞いたところよく分からず、呼ばれた整備の人が出て来て言うには、ボディー剛性が格段に高いのだそうです。ボディー剛性が低いと走り出したり止まったりする時にボディーがわずかに伸縮し、それにエネルギーを食われて燃費が悪化するそうです。そう言えば上の写真で分かりますがボンネットや天井、さらに前後のドアがのっぺりした曲面ではなくて山谷の有る作りになっていていかにも剛性が高そうです。さて、私の車の乗り方は新車で買って最後まで乗り潰すので、このヤリスが恐らく人生で最後の車になるでしょう。ブレーキとアクセルを踏み間違えてコンビニに突っ込むことが無い様に超音波ソナー式の安全装置も付けたけど、もしその装置が作動したらその時は潔く免許を返納しようと思います。

 

 2021年6月20日(日)
 プラ板工作 1/12エスカレーター 第3話 『仮完成』

 6月も下旬に入った今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日6月21日は夏至です。ここ南関東の日の出時刻は4時26分と1年中で最も早く、4時ごろにはもう空が明るくなります。私の今の仕事(食品スーパーの荷捌き)は朝が早いので早朝から明るいのはとても楽だし気持ちが良いです。中学か高校のころ古文で習った枕草子では四季それぞれ1日のどの時間帯が良いか書かれていて、「夏は夜」とされているけれど私的には「夏は早朝」ですね。日の出前後の1〜2時間、まだ夜の冷気が少し残っていて空気が澄んでいる間が好きです。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。実は今、持病の神経痛が出ていて左腕が痛み、力が入らないので細かな作業ができません。従ってフィギュアは無理なのでエスカレーターを弄っていました。エスカレーターはフィギュアに比べれば簡単とは言え、神経痛の痛みもかなり酷くてやれる作業は限られています。しかし痛みが出る前に大方の塗装は終わっていたのでどうにか塗り上げることができました。

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以前にも書いた通り、このエスカレーターは最終的にはフィギュアを飾る台になりますが、単品での鑑賞にも耐えることを目指してそこそこ精密に作ったつもりです。全体を作ると大きくなり過ぎるので前後をカットしてあり、カット面から内部が見えていますがこれは全くのデタラメ・でっち上げです。他にも斜度を誇張したり細部を省略したりしているのでエスカレーターのプロ(メーカーの技術者など)が見たら鼻で笑うレベルだけれど、一般の人からは何とかエスカレーターに見えると思います。

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一番苦労したのは何と言っても階段状の踏み板です。水平面にはプラ棒で凹凸を付けたけれど垂直面は自作デカールでごまかしました。さらにオレンジ色の部分は実物は水平面にも垂直面にもスリットが入っていますが私の腕ではそこまで再現できず、塗っただけに留まりました。ここが一番自分で不満な所です。あと上写真右の通風孔も結構苦労したんですが出来上がって見ると目立ちませんね。

ここまででエスカレーター単体としては完成となります。後はこれに看板や張り紙を追加し、フィギュアを乗せて情景模型にして行くわけですが、左腕の神経痛が治まらないと模型が弄れないのでしばらくは真面目に静養することになりそうです。



 2021年6月13日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第7話 『素体完成率99%』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東は3週間前の5月下旬に雨の日が続いて早くも梅雨入りか・・と思われたのですが、その後雨はぱったり途絶えてまるで梅雨を飛び越えて夏が来た様な陽気です。調べると関東地方の梅雨入りの平年値は6月7日とのことなのでもう1週間も過ぎています。もしかして3週間前に4,5日続いた雨が今年の梅雨で、それがもう明けてしまったのでしょうか。まさかそんなことはないと思う一方で、地球温暖化による気候変動では?という不安な気持ちもよぎります。週間天気予報では明日と明後日に傘マークが付いていますがこれで梅雨入りするのかどうか・・。梅雨入りが遅れると辻褄を合わせる様に大雨が降ることがあるけれど、水害などがない様に願いたいものです。

さて、模型の方は今回は 1/4大型フィギュア YA-403 の進捗を報告します。実際には1週間こればかりやっていたわけではなくて、エスカレーターをやったりはたまた別のモノにちょこっと手を出したりしているのですが、日記の記事としては1つに絞った方がまとまりが良いのでその様にさせていただきます。

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前々回5月30日の日記に書いた通り、キット本来の裸像として残っている工程は顔の仕上げと髪の毛のみです。意を決してまずは点睛(黒目の描き込み)から始めました。上写真左、何だかシベリアンハスキーみたいな目になっていますがこれはエナメルの紺で黒目の輪郭と瞳孔を描いた状態です。これにエナメルのクリアーカラーを混色して作ったクリアーブラウンを乗せたのが上写真右です。写真では上手く拾えていませんが実物を覗き込むとそれなりに本物っぽく見えるので自分では満足しました。

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続いて髪の毛。左右に分かれた髪パーツ2個をあらかじめ塗装しておいて頭部に接着します。しかしここで問題発生。今まで散々仮組みして確かめたはずなのに、いざ接着する段になると前方の分け目に許容できないすき間ができました。慌ててポリパテで補修。こねまわしているうちに額の肌色が一部剥げたりして一時はどうなるかと心配しましたが、最終的には分け目のすき間も肌色の剥げもぱっと見違和感がない程度に落ち着いたのでほっとしました。

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これでキットのパーツは全て組立てと彩色が終わりました。後はまつ毛を植毛すれば人体部分は完成するので、素体完成率99%と言ったところです。さて、目が入って"生きている感"が出ましたので、今後の画像は基本的に着衣状態でUPすることにします。残念と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ここまで塗り上げると裸体と着衣では雰囲気が全然違います。裸体がキット本来の完成形ですのでそれはそれは素晴らしいのだけれど、着衣もまたエレガントな雰囲気で別の趣きが有りますので、私の作品としてはそちらを目指します。


 2021年6月6日(日)
 プラ板工作 1/12エスカレーター 第2話 『組立て完了』

 月が変わって6月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。6月の第1日曜日の今日は6日で、6が連続するゾロ目の日となりました。ソロ目日と言えば3月3日のひな祭りと5月5日の子供の日が有名ですが、6月6日も何かの日なのでは?と思って検索したところ、ロールケーキの日(6だから)だのワイパーの日(梅雨だから)だの色々出て来た中で、楽器の日というのが有りました。これは昔から「芸事は6歳の6月6日に始めると上達する」と言われているからだそうです。自分がプラモを初めて作ったのは何歳の何月何日だったのか知る由もありませんが、還暦過ぎた今になっても上手く行かずにヒーヒー言っている状況を見ると、私がプラモを始めたのは6月6日ではなかった様です。

さて、模型の方は 1/4大型フィギュア があと一息なんですが焦ると失敗するので意識的にスローダウンしました。99%完成していても残りの1%を失敗するとその作品は台無しになります。昔から「百里の道を行く時は九十九里をもって半ばとせよ」という諺がありますがまさにそれです。そこでこの1週間は 1/12エスカレーター を弄っていたところ、スラスラと作業が進んで組立てまで完了しました。

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これは行く行くはフィギュアの飾り台になるのだけれど、エスカレーター単体でも十分鑑賞に耐える様きちんと作っています。ネットで拾ったエスカレーターの図面や写真を頼りに2D-CADで図面引き、素材となるプラ板/プラ棒の個片寸法を割り出してその通りにパーツを切り出して組んで行くと図面通りの立体が出来上がりました。こういう機構設計的なことは現役サラリーマン時代に散々やって来たので手慣れています。

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ただ現役時代は設計部門に居たので、図面は描くけれど実際に物を作るのは他部署だったり外注業者さんだったりしてました。今回は物作りまで全部自分でやったわけですが、プラ板/プラ棒の個片総数は416個に及び、切り出すだけでも大変。実際に物を作る現業部門の苦労を今さらながら追体験させていただきました。で、出来栄えは・・素人(自分)が作ったにしてはまずまずの精度が出せたと思っています。特に印象に残っている作業は細い溝が沢山入った踏み板と地味に大変だった壁の通風孔。どちらもそれほど難しくはないけれど根気が要ります。こういうの苦手です。


 2021年5月30日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第6話 『ようやく素肌塗装完了』

 今日は5月最後の日曜日です。先々週は雨続きで関東も梅雨入りか?と思っていたら、先週は一転して晴れた日が多く、まだ梅雨には入っていない様です。5月中旬に関東梅雨入りは早すぎるけれど、昨今の地球温暖化による気候変動を考えると有り得るかと心配しましたが違いましたね。しかし、晴れた日でも清々しい五月晴れではなく、空気が湿っていて梅雨の晴れ間の様な感じだったので、私個人的にはもう梅雨入りした気分です。

さて、模型の方は長らく停滞していた 1/4大型フィギュア の進捗を久しぶりに報告できる運びとなりました。3月末以来、2ヶ月ぶりのUPになります。

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停滞の理由は先週UPした 1/6JKフィギュア と同じです。再度まとめると、油絵具の塗りタッチが粗かった → 固化乾燥後表面がザラザラ → 耐水ペーパーでカラ研ぎ → 所どころ下地が出る → 油絵具で塗り直し。 となります。油絵具の固化乾燥に何週間も掛かり、それを2回やっているので2ヶ月経ってしまいました。上写真左が最初の油彩乾燥時点、写真では分かりませんが表面ザラザラです。上写真右が2回目の油彩乾燥後です。表面が滑らかになり、さらに細部の描き込みも行いました。髪パーツを仮付けしてあるので髪に目が行って分かり難いですが、目の輪郭や眉毛、それに手の指など比べていただくと塗装が進んだことが分かると思います。

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キット本来の裸像として残る工程は顔の仕上げと髪だけなので、首から下は完了しました。そこで以前作っておいた服パーツを仮組みして見ます。すると上写真のごとく、前後割りの服パーツが閉まり切りません。これは油絵具の塗膜が予想以上に厚くなったためです。やはりザラザラになって失敗した1回目の油彩が相当厚かったと思われます。フィギュアの肌はもう仕上がっているので削らず、服の方を直して対応しました。

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それではここで着衣の全身像をご覧下さい。服はまだサフを吹いただけです。古代ギリシャ風の布服という設定なので白っぽい色で塗る予定です。やっと完成が見えて来たけれど、服の前にフィギュアの顔を仕上げなければなりません。それにはまつ毛の植毛も含まれるので、まだまだやることは多いです。


 2021年5月23日(日)
 1/6 3Dプリントキット JKHD-6SP 第4話 『素肌塗装必死のリカバリー』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東は先週は雨の日が多く、まるで梅雨入りしたかの様なぐずついた天気でした。天気図を見ると梅雨前線がしっかり掛かっているので、こりゃあもう正真正銘の梅雨じゃないかと思うけれど、5月23日現在、関東地方の梅雨入りは発表されていません。現状、梅雨入りの判断基準を満たしていない何かが有るのだろうと思うのですが、それが何なのか素人の私にはさっぱり分かりません。でもまあ梅雨入り/梅雨明けは後になって日付が変更されることも良くあるので、宣言が出た/出ないについてあまり気にしても仕方がない気がします。

さて、模型の方はフルスクラッチのエスカレーターを粛々と進めておりますが、今回は久しぶりに 1/6JKフィギュア の現状を紹介したいと思います。

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この作例、前回のUPは4月18日だったのでもう1ヶ月以上経ってしまいました。停滞の理由は油絵具塗装の失敗です。上写真左が失敗した状態。写真では分かり難いですが表面がザラザラで所どころシミの様に変色しています。これは油絵具の溶きが硬かったのと大きな筆でダイナミックに塗ったため、筆跡がそのまま固まって紙ヤスリの様な鮫肌になってしまったことによります。塗った直後は揮発性油が全体を覆っているのでそれほどザラザラした感じは無かったのですが、やがて揮発性油が蒸発し、乾性油も重合固化して収縮した結果、2週間後にはとても人間の肌には見えない鮫肌になってしまいました。しかたがないので固まった油絵具の上を耐水ペーパーで削りますが油絵具は水気を嫌うので少しずつカラ研ぎを繰り返し、何とか鮫肌を人肌に直しました。

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カラ研ぎの過程であちこち削り過ぎ、下塗りの白が見えたり最悪樹脂の地肌まで出る箇所も発生するなど、ザラザラが治まったころには色のまだらだらけになってこれまた人肌に見えません。結局ほぼ全面にもう一度油絵具を塗り直してようやくリカバリーできました。1回目の失敗で学習したので今度は油絵具を緩めに溶き、小さい筆を使って筆跡が残らない様に少しずつ塗りました。これって普段 1/12フィギュア を塗っている方法なんです。1/6 では表面積が 1/12 の4倍になりますが、それに合わせて大きい筆を使ったり、筆遣いを粗くしてはいけないということが良く分かりました。

 

 2021年5月16日(日)
 プラ板工作 1/12エスカレーター 第1話 『勢いで着工』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東はこのところ気温が高い日が多く、夏日は当たり前、内陸では真夏日の声もちらほら聞こえます。まだ5月中旬だというのにこの暑さ。何やら今年は桜の開花やら九州地方の梅雨入りやら例年より相当早い様です。そこから予想されるのは夏の暑さですね。そう言えば去年の今頃は夏が来ればコロナが治まる・・なんていう俗説が流れていました。冬に猛威を振るうインフルエンザが夏に下火になることから連想されたのでしょうが現実は厳しく、1年中暑いインドで感染爆発している始末。コロナは季節に関係ないんですね。この恐ろしい疫病、本当に速く治まってほしいものです。

さて、模型の方なんですけど 1/4大型フィギュア と 1/6JKフィギュア は未だに油絵具の乾燥待ちで次工程に入れません。実は両方とも大きな失敗をしまして、一度乾いた油絵具を削り落としてもう一回塗ったものですから大変時間が掛かっています。繋ぎで作っていた JKメイト#04 は完成してビネットも出来ちゃったから次のフィギュアに行っても良いんですが、大物フィギュアの仕掛りが2体も有ると新しいフィギュアに手を付ける気が起きません。そこでちょっと目先を変えてプラ板工作を始めました。フルスクラッチ1/12エスカレーターです。

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まあこれも行く行くはフィギュアの飾り台になるのですが、たまにはフィギュアよりも飾り台の方が主役のビネットが有っても良いのではないかと思いまして力入れています。

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有機的で複雑な曲面に囲まれたフィギュアの造形に比べると、エスカレーターは直線と平面と直角で構成されているので私の頭脳でも把握できます。サラリーマン時代に散々使っていた機械設計用のCADで図面を書いて、プラ板・プラ棒の個片レベルに寸法・形状を落とし込み、その通りにパーツを切り出して組んで行くと割と素直に形になりました。同じ人工建造物でも飛行機や船は流線形で複雑ですが、エスカレーターなど建物系のものは単純で分かり易いです。


 2021年5月9日(日)
 家族の節目の日

 GW(ゴールデンウィーク)が終わり、明日からまたフル稼働の1週間が始まります。コロナ禍が発生してから今年で2回目のGWだった訳ですが、皆さまのGWはいかがでしたでしょうか。休みは取れたけどどこへも行けず暇だった方、休む暇もなく大忙しだった方など、コロナの影響は業種や職種により様々だったことと思います。私の今の仕事は食品スーパーの早朝荷捌きなので、コロナによる仕事への影響は特段感じません。ただ遅番の人の話では夕方6時過ぎから夜にかけて帰宅途中のサラリーマンとおぼしきお客さんが大勢来て、お惣菜や缶ビールなどを買って行くとのこと。外で飲めないので家飲みが格段に増えているのは事実の様です。

さて、今日の日記は家族ネタです。今回だけ模型を離れますが、この1週間は家族に色々な節目が重なったのでこの日記にしたためさせていただきます。

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我が家は私と妻、長男長女の4人家族です。この数ヶ月間で4人全員にそこそこめでたい人生イベントが発生したので、合同でささやかなホームパーティーを開きました。それぞれの人生イベントは、まず私と妻が結婚25周年、いわゆる銀婚ってやつです。次に来春学生生活が終わる長男は就職活動で内々定が出ました。正式な内定は9月にならないと出ませんが、まあとりあえず一安心です。そして長女は20才の誕生日を迎えました。これで我が家に未成年者がいなくなりました。まだ学生なのでこの先数年はスネをかじられるけれど、物理的な子育ては完全に終了です。

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ホームパーティーでは古いアルバムや子供たちが小さい頃に撮ったビデオなどを見て、笑ったり時にはしんみりしたりしながら飲み食いしました。メインイベントは娘の初飲み。私に似ていれば呑ん兵衛、妻に似ていれば下戸なんですが果たしてどちらなのか?どんな酒が口に合うのか少しずつ試し飲み。家族が見守る中、結果は?・・ 一通り飲んでも全く酔う気配がありません。もしかして酒豪なんでしょうか?社会に出て酒で失敗しない様に家で少し鍛えてやろうかと思ったのですが、その必要はないかも知れません。


 2021年5月2日(日)
 JKビネット新作 『パーカーファッションショー』

 月が変わって5月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。GW(ゴールデンウィーク)真っ只中ですが同時にコロナの第4波も真っ只中で世の中騒然としています。身近なところでは簡素化しつつも開催されるはずだった「静岡モデラーズ合同展示会2021春」が開始直前に中止となりました。私が所属している模型サークルも出展する予定だったのでメンバー一同ショックが大きいです。自前の展示会などいつになったらできるのか全く分かりません。ワクチン接種が国民の大多数に行き渡れば沈静化すると期待していますが、ワクチンが効かない新株などが出て来ないことを祈るばかりです。

さて、模型の方ですが、1/4大型フィギュア と 1/6JKフィギュア の両方とも肌塗装が難航していて遅々として進みません。そこでちょっと気分を変えてJKビネットの新作を作り始めたところ波に乗ってスイスイ進み、サクッと完成ました。

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今回のビネットは以前作った JKHD-12S と 直近完成品の JKメイト#04 の2体を組み合わせます。これら2体はどちらもパーカーを着ており、さらにまるでファッションショーのモデルの様にキメ顔&キメポーズをしているので「パーカーファッションショー」というビネット構想がすぐに頭に浮かびました。高校の文化祭で制服の上に自前のパーカーを来て模擬ファッションショーをやっている・・という設定です。そこでスカートとシャツ(襟だけ見えている)の色柄を統一し、これを制服としました。

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あとは文化祭の雰囲気をどう出すかですが、限られたスペースですので安直に看板を立てて済ませました。講堂のステージでスポットライトを浴びながら自慢のパーカーを披露するJK2人・・という状況を想像していただければ幸いです。それでは想像の手助けとして会場の音声(字幕)を付けておきますので空想の世界をお楽しみください。

「さぁ〜盛り上がって参りましたクラス対抗パフォーマンス! 次の演目は1年B組のパーカーファッションショーです。それではミュージック・スタート!!」

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上画像左 : 2階左袖席より望遠レンズ 父兄
「お父さん、うちの娘が出て来たわよ!ビデオ撮ってる?」
「うん、いたいた。我が子ながらカワイイじゃないか。」

上画像右 : 1階最前列 他校の男子生徒と警備の先生
「やっぱ最前列はスッゲー迫力だな・・もっと寄るか・・」
「きみきみ、校内で写真撮って良いのは事前に申請して許可された父兄だけだよ。アキバじゃないんだから勝手に撮影しちゃダメ!!」



 2021年4月25日(日)
 JKメイト#04 第2話 『完成!!』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日は4月最後の日曜日です。来週はもう5月、GW(ゴールデンウィーク)の足音が聞こえて来ました。でも私の今の仕事は食品スーパーのパートなのでカレンダーの祝祭日と自分の休みは全く関係がありません。むしろ家庭の事情で休みを取る同僚が出た場合、自分の出勤日数が増えることもあります。まあ私はもう第二の人生で子供に手がかからないから、子育て真っ最中の同僚の都合を優先することに異論はありません。GW中に出勤が増えてもGW明けにその分休みが取れるから私にとってはその方が好都合だったりします。しかし今年は出掛けるのを控えたのか、「休みを代わってくれ」的な話は今のところ出ていません。こんな所にもコロナの影響が忍び寄っているんですね。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。先々週から作り始めた JKメイト#04 は第2話にして完成しました。・・え?完成? そう、完成です。自分でもびっくり。

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この JKメイト#04 は 1/4大型フィギュア と 1/6JKフィギュア の油絵具乾燥待ちの繋ぎとして弄っていました。完成を急ぐ気持ちは全く無く、すき間時間の有効利用というただそれだけの動機で作業していたのですが、その力の抜けた心理状態が逆に良かった様でスラスラと進み、あっけなく完成してしまいました。速く出来た分仕上がりが雑かと言うとそうでもなく、例えば上写真の胴体塗装では左のベタ塗り状態からシャドーがほど良く入って右となり、普通に満足です。

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@ラッカー肌色ベタ A油彩グラデ-ション Bエナメル細部塗装  C髪パーツ取付け
顔の塗装も上手く行きました。今回ひとつも失敗せず、手戻りが発生しなかったことが速さの理由であり、同時に良い結果が得られた原因だと思います。やはり肩の力が抜けていることが重要ですね。逆に 1/4大型フィギュア と 1/6JKフィギュア は「上手く作らなければ」という気持ちが先に立って肩に力が入りまくり、悪戦苦闘中です。肩の力を抜くには完成を意図しない今回の様な「無我の境地」か、または過程自体を楽しむ「モデラーズハイ」になる必要があると思われます。何十年やってても模型弄りは新しい発見の連続です。それでは「無我の境地」で作った完成画像をご覧ください。

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今回の塗りのポイントとして、顔の肌色のグラディエーションを作る際、敢えて青系のシャドーを使わず暖系色だけで塗りました。青を注すと大人っぽくなっちゃうのでフレッシュなJKちゃんには向かない気がして・・どうですかね。


 2021年4月18日(日)
 1/6 3Dプリントキット JKHD-6SP 第3話 『素肌塗装』

 昨夜、ここ南関東にはかなりまとまった雨が降りました。夜半、かなり遅くまでザーザーと激しい雨音が聞こえていましたが、眠りから覚めると雨はすっかり上がり、雲一つない快晴の朝になっていました。私の家の前の道路は緩い坂道なんですが、路上の塵や埃が大量の雨水で洗い流され、まるで屋内の様に綺麗になっていました。また空気が澄んでいて遠くの方まではっきり見渡すことができ、大変清々しい朝でした。地面も空気も昨夜の雨で綺麗になったのでしょう。ふと、「この浄化の雨でコロナウィルスも洗い流されたりしないだろうか?」という考えが頭をよぎりました。そんなことが本当に起きたら苦労はしませんが、そんな風に考えたくなるほどコロナで疲れ果てているということです。コロナ禍、本当に速く収束してほしいです。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。先々週上半身を塗った 1/6JKフィギュアはいよいよ下半身を塗り始めました。

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まずはサフとラッカーの白で下地を作ります。続いてエナメルの紺で表在静脈を描き、さらに油彩の赤で斑点模様を描いたのが上写真左です。これは表皮の下にある真皮を模したもので、人間の皮膚はこの上を半透明の表皮が覆っていて真皮の上層までほんのり透けて見えます。その状態を再現したのが上写真右で、これは左の上にラッカーの肌色を吹き付けて作りました。ラッカーは色にもよりますが透明カラーでなくてもかなり透けるので肌塗装には持って来いです。この後はまた油彩の肌色系2色を使って血管と赤斑点を適度に隠しつつグラディエーションを付けて行くのですが、1/4や1/6だと表面積が広いので結構難しいです。今まさに1/4大型フィギュアでその工程の真っ最中なんですが苦戦中。この1/6の肌塗装を含め、結果をお見せできるのは少し先になりそうです。その間は先週着工した1/12JKメイト#04で繋いで行きますのでまた見に来てくださいね。


 2021年4月11日(日)
 JKメイト#04 第1話 『シリーズ最終作、遂に着工』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。新年度が始まり、会社では新入社員、学校では新入学生のはつらつとした姿が見られる時期ですが、今年はコロナの影響であまり派手な行事はやらないケースがほとんどの様です。うちの娘も去年大学に入ったものの、すでにコロナ禍が始まっていて入学式は中止でした。この春もしコロナが収まっていれば2学年合同の入学式をやるという噂が出ていたけれど、結局今年の入学式も無く、授業もリモートのままで大学に行っているという実感が有りません。このままほとんど大学に行くことなく卒業してしまうなんてこともあながち冗談ではなくなって来て、親として何とも可愛そうな気がしています。働き始める前の最後の学生生活なのだから少しでも有意義に過ごしてほしいと願います。

さて、模型制作は 1/4大型フィギュアも 1/6JKフィギュアも 両方とも油絵具の乾燥待ちになったので新しいアイテムに手を付けました。ハセガワJKメイトシリ-ズ#04パ-カ-。#01〜#03は制作済なので、この子が完成したら一応同シリ-ズ制覇となります。

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ハセガワJKメイトシリーズは2018年7月に#01ブレザーが発売されてからおよそ半年おきに新製品が出て、2019年12月に#04パーカーがリリースされた後、新製品の発表が途絶えています。それからもう1年以上経つのでこのシリーズは#04で一応完結したと見て良いでしょう。終了を惜しむ声も有りますがこのシリーズの原型師であるまっつく先生のオリジナルブランド:MK2からはその後も続々と色々なJKフィギュアが発売されているのでJKフィギュアファンに不自由は有りません。今から振り返ればこのシリーズによってJKフィギュアが認知され、一定のファン層が形成されたと考えられるので、大手メーカーハセガワの火付け役としての役割は成功裏に終わり、これら珠玉の4作品をもってこのシリーズは堂々完結した・・と言えると思います。

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それでは早速組立てて行きましょう。部品数はわずか9個で、少ないパーツで精巧な形状を作り出す同シリーズの特徴が最後まで貫かれています。またパーツ割りが良く考えられていて、組立ての際継ぎ目を消す必要がないこと および 服⇔顔、顔⇔髪など、色の境界で別パーツになっているので塗装が楽・・といった利点が有ります。さらにポーズが自然なのでパーツ間にムリな力やモーメントが掛からず軸打ち無用。接着剤を使わない仮組みで積木の様に積み上げるだけできちんと自立したのには驚きました。

 

 2021年4月4日(日)
 1/6 3Dプリントキット JKHD-6SP 第2話 『立体塗り絵』

 月が変わって4月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東ではすでに桜は終わり、葉が茂り始めた枝に最後の花がほんの少し残っている程度です。思えば今年ももう4分の1が過ぎてしまったのですね。今年に入ってからの私の完成品は 1/12 JKビネットが2つ。このペースで行くと今年の完成品は8作品程度になるものと予測されますが、2月後半からは 1/4 や 1/6 といった大物を作っているので 8個も出来るかどうか大いに疑問です。まあ数は少なくてもインパクトの有る作品が出来れば、いつかは再開できるであろう展示会でお客さんに喜んでもらえるだろうから、少数入魂の方向で精進したいと思います。

それでは先週の模型の進捗をご覧いただきましょう。1/4大型フィギュアは本格的に油彩を使う塗装工程に入ったため乾燥するまで何もできません。そこで暫くは 1/6JKフィギュアを進めることにします。いつも作っている 1/12JKフィギュアは足から塗りますが、1/6では気分を変えて上半身から塗り始めました。

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上写真左は下塗りが終わったところです。このキットは3Dプリンター出力品で素材の色が濃いグレーのため、そのままカラー塗料を塗ったのでは発色が良くありません。そこで一旦白くすることにしました。具体的にはまずライトグレーのサフを吹き、次に白サフを吹き、さらにラッカーの白を吹いてようやく上写真左となりました。もっと白くしようかとも思いましたがあまり塗り重ねるとディティールが潰れてしまうので止めておきました。続いてカラーラッカー各色で色を乗せたのが上写真右です。スカートはエアブラシを使ったけれどその他は筆で塗りました。パーカーの表面には布地表現の細かい凹凸が付いているので筆塗りでもムラにならず、立体塗り絵の様で楽しかったです。この後エナメルと油彩でシャドーおよびハイライトを付ける予定ですが、1/6の大きさだと自然の陰影がかなり出るのであまり手の混んだ塗り込みをしなくても良いかも知れません。


 2021年3月28日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第5話 『早く人間になりたい』

 コロナ禍、1都3県に出ていた緊急事態宣言が解除されてから1週間経ちました。このまま収まって欲しいと思う人々の願いも空しくPCR検査の陽性者数は全国的に上昇傾向で、もうがっかりと言うかうんざりと言うか正直疲れました。恐らく多くの人々が同じ気持ちではないでしょうか。やはり人間にはリフレッシュが必要不可欠で、外に出て友人・知人とたくさん喋ったり、知らない土地へ旅行に行ったりできないと煮詰まって来ますね。私を含むモデラーの様にインドアの趣味を持っているとまだマシですが、それでも自粛生活が2年目ともなるともうヘトヘトです。早く展示会やりたい・・いや、せめて通常の例会でクラブの模型仲間とリアルで会って話がしたいです。

ではコロナ収束の願いを込めてこの1週間の模型の進捗を報告します。前回表在静脈を描いた YA-403 は、肌の塗り込みをさらに2工程進めました。

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まず油彩の赤をドライブラシの要領で全身に擦り付けます。この時わざと濃淡ムラを作ってランダムな斑点模様にするのがポイント。何をしているのかと言うと、表皮の下に有る真皮を疑似的に表現しているのです。人間の皮膚は半透明で表皮に覆われた真皮まで透けて見えるので、それと同じ様に塗装する訳です。1/12ではこの赤斑点をエナメルで点描するのだけれど、1/4は表面積が広いのでドライブラシにしています。エナメルでも良いかと思いますが油彩の方が濃淡ムラを作り易いのでお勧めです。

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次にラッカーの肌色をエアブラシで全身に吹き付けます。一度に厚吹きせず薄く何回も吹き重ねながら、赤斑点と血管がやや見える程度で止めます。上の写真では血管がかなり見えなくなっていますが、写真に写っていないだけで肉眼ではもっとはっきり血管が見えています。この後はまた油彩を使って表皮のテクスチャーを入れて行って、最終的にパッと見では血管は見えず、注視すると薄っすら見える程度に仕上げる予定です。


 2021年3月21日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第4話 『表在静脈』

 昨日3月20日は春分の日でした。ここ南関東ではちらほら桜が咲き始め、日中の気温もだいぶ上がる様になっていよいよ春本番と言ったところです。一方コロナ禍は、私が住んでいる県を含む首都圏1都3県に出ていた緊急事態宣言が今日で解除となります。しかしコロナが本当に収まっての解除とは言い切れず、PCR検査の陽性者数が下げ止まりワクチンの接種も遅れている現状では手放しで喜ぶ訳には行きません。私の娘が通う大学では来月から始まる新学期も引き続きオンライン授業とのことだし、コロナとの戦いは本当に長期戦なんだなとつくづく実感します。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。1/4 大型フィギュア YA-403 は肌の質感を作る主要な工程に突入しました。その第1歩は血管描きです。

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血管には動脈と静脈が有り、そのうち体表の比較的浅いところを通っているのは静脈です。さらに皮膚のすぐ内側に有って時折り外から透けて見える静脈を表在静脈と言うのだそうです。ネットで検索したところ、解剖学系図書の図版の表在静脈画像をいくつか拾うことができました。今までは血管って木の根の様に枝分かれして末端で消えていると思っていましたが、図版を見ると表在静脈は網の目状に繋がっています。これは自分の中の血管のイメージを変えなければならないと感じ、図版を見ながら出来るだけ正確にフィギュアの体表に写し取りました。

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入手した表在静脈の図版は人体の前側が主で、側面や背面の図版は見付かりませんでした。仕方なく側面と背面は空想で描いています。直上の画像は図版が有った部分なので、結構リアルに描けたのではないでしょうか。上の上の右側、背中からお尻にかけては空想で描いたものです。やはり表側に比べると説得力に欠けますね。まあ血管は最終的にはほとんど見えなくなる予定なのでこれで良いことにして次工程に進みます。


 2021年3月14日(日)
 1/6 3Dプリントキット JKHD-6SP 第1話 『こっちも始めます』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日3月14日はホワイトデーですね。今年のバレンタインデーに私にチョコをくれたのは長年連れ添った古女房ただ一人ですが、残りの人生を平和に過ごしたいのできっちりお返ししました。・・と言っても近所のスーパーで買った2個入り360円の白っぽいケーキを2人で分けて食べただけなんだけれど、ちゃんと美味しかったし、紅茶は女房の分も私が入れてあげたし、老夫婦のホワイトデーの在り方としてまあこれで良いんじゃないかと思っています。

さて、模型の話題に移りましょう。1/4大型フィギュア YA-403 は組立てが終わったので塗装に入るのですが、油絵具を使い始めると週単位で乾燥待ち時間が発生するのでもう一つ別のアイテムを始めることにしました。まっつく先生の3Dプリントキット JKHD-6SP です。スケールは1/6とこれまた大物ですが、1/4を弄っていると1/6は大きく感じないのでこの機会に一気にやってしまおうという魂胆です。

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早速仮組みが完了しました。このキットは3Dプリンターの出力品をそのまま商品としたもので、私はこれが初体験です。通常のフィギュアと異なるのは何と言ってもその材質でしょう。3Dプリンターの種類によって様々な樹脂が有る中、このキットは光造形樹脂と呼ばれるグループに属する材料でできています。ちょっと弄った感触では通常のレジン(ポリウレタン樹脂)に比べて硬くて脆いため、切った貼ったの追加工作には向かないと思います。そのためかこのキットは取付けガイドがしっかり作ってあり、しかもガンプラ並みの高精度なのでほぼスナップインの感覚で仮組みすることができました。

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あと、3Dプリンターの造形原理から来ることなのですが、通常のキットに必ず有るゲートやパーティングラインが有りません。その代わりサポート痕と呼ばれるバリ状の小突起がパーツの一つの面に集中して有ります。このキットは製造者側でサポート痕をかなりきれいに除去してくれているけれど、一部のパーツにはまだ残っているのでそれは自分で処理する必要が有ります。しかしやって見るとサポート痕の処理はゲートやパーティングラインの処理よりもはるかに楽でした。

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そんな良く出来たキットですから素組みで十分行けるのですが、折角なので自分なりのこだわりポイントを3点盛り込みました。

こだわりポイント1
スカートを着脱可能にしました。このキットの様に胴体とスカートが別パーツになっている場合は多くのモデラーが着脱式に改造する様です。改造と言っても取付けガイドのリブにネオジムを仕込むだけ。これでスカートを胴体に接着しなくてもずり落ちて来なくなり、外したい時は引っ張れば容易に外すことができます。

こだわりポイント2
靴底にナットを埋め込みました。これで台座に強固に固定でき、かつ外したい時は簡単に外せます。通常のレジンキットの場合はパーツに直接ネジ穴を開けますが、光造形樹脂は欠け易くネジ穴加工は困難と判断してナットを埋め込みました。

こだわりポイント3
バッグの取付け部を半田線に置き換えました。ここが光造形樹脂のままだと非常に折れ易く、バッグを一度付けたら外すことは事実上不可能です。半田線は自由に曲げ伸ばしできるのでこれで何度でもバッグを付けたり外したりすることができます。

こんな調子でここまではとんとん拍子で進んで来ました。この後は塗装ですが、光造形樹脂に塗装するのは私にとって未知の世界です。どうか取り返しのつかない失敗だけはしません様にと、模型の神様にお祈りしておきます。



 2021年3月7日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第3話 『組立て完了』

 月が変わって3月になりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍、PCR検査の新規陽性者数は大分落ち着いて来たものの、私が住んでいる県を含む1都3県ではまだ高い水準が続いています。当初は今日3月7日に緊急事態宣言が解除される見込みでしたが解除基準を十分クリアできず、3月21日まで延長となりました。私が所属している模型サークルは丁度その3月21日に例会を予定していたけれど、宣言延長で会場の貸し会議室が引き続き使用停止となったのでやむなく中止です。サークルの仲間がリアルに集まってお互いの作品を見ながらワイワイ話すのはとても楽しいのですが、もう何か月もそれができていません。早く例会や展示会をやりたいです。

まあ、明けない夜は無いですから展示会の再開に備えて作品制作に励みましょう。1/4 大型フィギュア YA-403 はこの1週間で組立て完了に漕ぎ着けました。

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まずフィギュア本体は髪を除く全てのパーツの接着と継ぎ目消しが完了、原型の素晴らしい造形が目の前に現れました。もう凄くリアルで色を塗ってなくても目の毒なので、掲載写真(上写真左)は自主規制させていただきました。自作した服の方は サフ掛け→アラ修正→再度サフ掛け と進んで表面処理が終了、次は塗装という切りの良いところまで来て一段落です。現時点で服はストレスなく本体に着脱できます。塗装後もこの良好な着脱性を維持したいものです。


 2021年2月28日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第2話 『ひたすら服を作る』

 今日は2月最後の日曜日であると同時に2月の最終日、明日からは3月が始まります。気分的には今日まで冬で明日から春が始まる感じ。折りしもここ南関東の気温は今日まで5日連続で冬の寒さが続いていましたが、明日からは気温が上がる予報です。朝が早い仕事をしているので冬の間は暗いし寒いしで大変でしたが、最近は仕事を始める頃には少し明るくなって来ました。それに加えて寒さも和らいでくれれば朝の仕事がグッと楽になります。もうしばらくの辛抱です。

さてそれでは先週1週間の模型の進捗を報告します。自分の実力をかえりみず作り始めた 1/4 大型フィギュア、普通に作るだけでも大変なのに服を自作しているのでヒーヒー言っています。それでもこの1週間でどうにか基本的な形が出来上がりました。

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前回の日記ではボディーの表面に薄く伸ばしたエポキシパテを貼り付けて硬化後に剥がすところまでやりましたよね。しかしそれでは表面がデコボコなので全体に溶きパテを塗り、乾燥後ペーパー掛けして平滑にしました。1/4 は流石に大きくて、服の表面積は1/32単発大戦機の胴体ほどあります。1回の作業では十分平滑にならないのでまた溶きパテを塗ってペーパー掛けの繰り返し。結局3セット作業してどうにか上写真の状態まで持って来ました。ヘタレモデラーの私にはこれだけでも大変な作業です。

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さて、表面を平滑化しただけでは服に見えないのでシワを作って行きます。しかしここまでで出来ている服のベースは薄いので、彫りでシワを作るのはムリ。そこでひも状に伸ばしたエポキシパテを貼り付けてシワを表現することにしました。ひも状エポパテはシワの盛り上がった部分(峰)になります。峰と峰の間の谷の部分にはポリエステルパテを充填し、硬化後に削って峰と谷の断面曲線がうまくつながる様に整形しました。結果は上写真の通りです。古代ギリシャの布服の様な、あるいは飛鳥時代の仏像の様な、何とも古典的な風合いですが、どうにか服らしいものが出来たのではないでしょうか。尚、左胸が貝殻なのは、服で覆ってしまうと腕を付けた後に服が脱げなくなるからです。飽くまで着脱可能にこだわります。


 2021年2月21日(日)
 1/4 大型フィギュア YA-403 第1話 『プロジェクト始動』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。1週間前の日曜日 2月14日はバレンタインデーだったのですが13日深夜に発生した東北地方を中心とする大きな地震でそれどころではなくなってしまいました。それから1週間、ようやく世の中落ち着いて来たけれど、皆さんチョコもらえました? 還暦を過ぎて何年も経った私にチョコをくれるのは長年連れ添った老妻のみになってしまいましたが、それでももらえるだけありがたいです。これがもらえなくなったらいよいよ粗大ごみ扱い開始でしょうから是非ともそうならずに一生を終わりたいものだと切に思います。

さて、もらったチョコはもう食べちゃったことだし模型の話を始めましょう。今まで弄っていた JKメイト#02 は今月始めに完成、その1週間後にビネットも完成してひと区切り付きました。そこで今年の目玉となる大型プロジェクトを始めたいと思います。原型師:TETSU T&M先生の1/4大型フィギュア、YA-403 始動です。

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まずはキットの全体像をご紹介します。上写真の白いフィギュアが YA-403 です。全高39cm!左に映っているのは30cmのものさし、右側肌色のフィギュアは1/12、右端の小瓶はお馴染みのタミヤエナメルです。こうやって並べると1/4フィギュアがいかに大きいか実感していただけると思います。

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さて、TETSU先生のフィギュア造形は大変素晴らしいのですが裸像のため、未成年者が見に来る一般の展示会には出せません。しかし私は中学/高校の若いモデラーさんにこそ TETSU先生のフィギュアを見てもらいたい。そこで、服を着せることにしました。素人の私にそんな大それたことができるのか?とにかくやって見ます。まず半分組立てたフィギュアの表面にマスキングゾルを塗って、エポキシパテを薄く伸ばして貼り付けました。食器乾燥器に一晩入れてエポキシパテを十分硬化させます。

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服は着脱式にして、裸像も着衣像も両方楽しめる様にします。そのため服は背側と腹側の2ピース構造です。エポパテ硬化後、本体から引き剥がすことができず一瞬失敗かと思いましたが、お湯に漬けてマスキングゾルを溶かすときれいに剥がれてくれました。自分の中ではマスキングゾルの新しい使い方の発見です。


 2021年2月14日(日)
 なんちゃってJKビネット新作できました

 昨夜遅く、福島県沖を震源とする地震があり、福島県・宮城県で最大震度6強と、関東から東北にかけて広く大きな揺れを観測しました。1夜明けた今日、正午時点で死亡者の発生は確認されていないとのことですが、常磐自動車道が大規模な土砂崩れで通行止めになるなど、物的被害は相当大きい様です。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。尚、気象庁によればこの地震は10年前の東日本大震災の余震なんだそうです。10年経ってもまだ余震が続くとは、地球の活動と人間の感覚の時間スケールの違いに驚くばかりです。私が住んでいるここ南関東は震度4でした。積みプラが崩れたかなと見に行きましたが、うちの積みプラは押入れの中で天井までぎっしり詰まっているので異常ありませんでした。

さて、気持ちを切換えて模型の話題に移りましょう。前回 JKメイト#02 が完成しました。そして今回はそれを使ったビネットが完成しました。こう書くと1週間で完成した様に伝わってしまいますが、実はフィギュアと同時進行で作っていたものです。まずはビネットベースの制作記事からどうぞ。

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今回は和室の一角を作ります。最大の課題は畳をどうするかですが、ネットで調べたら1/12畳制作セットが見付かりました。便利な世の中になったものです。
 
畳はおよそ半畳とし、2面を壁にします。プラ板で床と壁を作り、壁に本物の襖紙を貼り付けるとかなりお手軽に和室の一角が出来上がりました。
 

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小物を追加して情報量を上げて行きます。掛け時計は紙模型のキット、衣掛けは市販品を買って来て改造しました。衣掛けに掛かっている白いものはバスタオルのつもりで、アルミホイルにティッシュペーパーを貼り付けて作りました。これらの他に箱ティッシュと手鏡もスクラッチしています。それではビネット完成品をご覧下さい。

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ビネット題名 : 「ママ?いくらパパが喜ぶからって夜中に私の制服勝手に着るのやめてって言ったでしょ!!」

ちょっと長い題名になってしまいましたが、解説を加えなくても題名だけでシチュエーションが分かってもらえる様にしました。 
 

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今回は一般家庭の夜の室内ということで、撮影の際、光源を1つにし明るさは暗めに、コントラストは強めに調整して見ました。この女性は46才の主婦、25才で結婚、26才で第1子(長男)出産、30才で第2子(長女)出産。今は16才になった長女の制服を着てコスプレしている所を見つかって、娘に怒られているお母さんです。その様に見えますでしょうか。


 2021年2月7日(日)
 JKメイト#02 第4話 『完成!』

 月が変って2月になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東はこのところ日中の最高気温が10℃を超える日が続いています。立春が過ぎ、1年で最も寒い時期を脱したとは言え、この時期の南関東としては高めの気温と言って良いでしょう。何だかんだ言ってやっぱりこの冬も暖冬だったんでしょうか。昨今はコロナの影に隠れて地球温暖化があまり騒がれなくなった様に感じますが、気付かないところで着実に変化が進んでいるのかも知れません。まあ自分が生きているうちに人類が滅亡することは無いのでしょうが、子供たちの将来を考えると大人たちが今できることをきちんとやることが大事なんじゃないかと思います。

何だか話が硬くなっちゃったので柔らかくします。1/12JKフィギュア:ハセガワJKメイトシリーズ#02 カーデガン、完成しました。

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足 → 胴体 と下から積み上げる様に仕上げて行って最後は顔。今回、初めての試みとして老け顔に挑戦しました。設定年齢46才の「なんちゃってJK」です。

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完成写真、まずは全身像からどうぞ。この #02カーデガン はJKメイトシリーズの中でも大人っぽい雰囲気だったので、その特徴を最大限に活かすべく「なんちゃってJK」になってもらいました。しかし「設定年齢46才はやり過ぎだろう」という声が聞こえて来そうですが、これはあるストーリーに基づいておりまして、それは引き続き完成させる予定のビネットで詳細を開示させていただきます。

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今回、年齢表現を目の下のクマと各所のシワで出して見たのですが、それぞれの効果はいかばかりか、画像処理で確認して見ました。上画像左はシワを見え難くして目の下のクマだけ残した状態。これだと30台でしょうか。右はシワを隠さないありのままの姿です。こうして見るとシワが女性にとっていかに大敵か分かる気がします。本当は皮膚の微妙なたるみなども表現して見たかったのですが、まだまだ修行が足りません。

 

 2021年1月31日(日)
 JKメイト#02 第3話 『夜な感じの塗装に挑戦』

 今日は1月最後の日です。明けたばかりと思っていた2021年ももうひと月終わってしまいました。しかし歳を取ってからの時間経過の加速感は凄まじいですね。小学生の6年間はほぼ無限の長さに感じたし、中学・高校の各3年間もそれなりに長かった。それが60才を過ぎ、それまで勤めていた会社を定年退職してもう4年目だというのに、つい先日まで会社に通っていた感覚なんです。これはこの先あっという間に70になり80になり、気が付けば額装された写真になって我が家の仏壇の中から家族を見守る様になるのでしょう。まだまだ作りたい模型は沢山あります。手先が言うことを聞くうちにせっせと模型を作ることに致しましょう。

と言う訳でJKメイト#02を進めます。今回は本体の塗装。

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このキットは髪と上半身とスカートがひとつのパーツにまとまっています。レジンキット生産の観点ではパーツ数が少ない方が効率が良くコストを抑えられるので、ハセガワのJKメイトシリーズはどれも最小限のパーツ数に絞られているのです。パーツが少ないと組立ては楽ですがその分塗装に注意が必要。この作例では髪とカーデガンの境界およびカーデガンの裾裏とスカートの境界の塗り分けに気を遣いました。塗装の手順はまずラッカーで塗れるだけ塗ってからエナメルと油彩で陰影を付けます。この時のコツは塗るのではなく描くという気持ちで作業すること。立体造形物の表面に絵画を描くのです。今回は陰影の彩度とコントラストを高めにしました。このフィギュアは最終的に夜間の室内のビネットに仕上げる予定なので、電灯に照らされた感じにしています。


 2021年1月24日(日)
 JKメイト#02 第2話 『冬場は絵具が乾きませんね』

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ南関東は昨日土曜日に”今日24日は雪”という予報が出され、都心でも積雪するとのことだったので皆戦々恐々としていました。一夜明けた今朝、外は一面の銀世界かと思いきや、我が家の周辺は雨で積雪は有りませんでした。午前11時現在、気象庁のアメダスデータを見ると北関東でも平野部は雨で、雪が降っているのは関東では山沿いのごく一部の様です。予報では今日一杯弱い雨が続くとのことですが、幸い大雪は免れたみたいです。

さてそれでは模型の話題に移りましょう。前回着工したハセガワJKメイトシリーズ#02、まずは足から塗り始めました。私の1/12JKフィギュアの過去作を調べて見ると、どれも大抵足から塗っています。理由は自分でも分かりません。何となく足から塗らないと落ち着かないんです。もしかしたら立ち姿のフィギュアを建物として捉えていて、本能的に下から上へ積み上げて行こうとしているのかも知れません。

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私の素肌塗装は自己流です。フィギュアを始めてから1年ほど試行錯誤を繰り返し、およそ半年前に一応やり方が固まりました。今まで何回か紹介させていただきましたが、ここでもう一度おさらいしておきます。
@ ラッカーの白をエアブラシで吹き付ける
A エナメルの紺で血管を描く(筆) / エナメルシンナーで太さを調整する
B エナメルの赤をシンナーで薄く溶いて斑点模様を付ける(筆)

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C ラッカーの肌色をエアブラシで吹き付ける
D 油彩肌色系2色(濃/淡)で肌のグラディエーションを付ける(筆)
E 靴下を塗って出来上がり

この方法、1/12ではやや肌のキメが粗く、血管も見え過ぎなんだけれど、その方が模型栄えが良いので自分では気に入っています。もっと小さいサイズ、例えば1/20や1/24では血管と赤斑点を省略して、ラッカー肌色の上にいきなり油彩グラディエーションで良いと思います。油彩はとにかく乾くのが遅いので気が済むまでちまちま修正できます。やってみると意外に簡単ですよ。フィギュアやってみたいケド、肌の塗り方が分からない・・と言うそこのあなた!是非この方法を試してみてください。



 2021年1月17日(日)
 JKメイト#02 第1話 『今年も出だしはJKフィギュア』

 1月も後半に入り、今週水曜日は二十四節季の大寒で1年で最も寒い時期に差し掛かろうという今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。折りしもコロナの第3波が猛威を振るい、1都2府8県に緊急事態宣言が発出されました。模型界隈では2月7日に開催されるはずだったワンダーフェスティバル2021冬が中止となり、5月の静岡ホビーショーも合同展示会は開催されないことが決まっています。この様に厳しい出だしとなった2021年ですが、ワクチンも出て来ることだし何とか抑え込んで1日も早く普通の生活に戻れる様、守るべきことをしっかりやって行こうと思います。

こういう時は模型の様にインドアで楽しめる趣味を持っていると本当に助かりますね。近頃は模型店に行かなくてもネット通販であらゆるモノが手に入るので、自宅に籠ってひたすら模型を作っています。下の画像、ハセガワのJKメイトシリーズ全4点ですが、これら全てネット通販で入手しました。今年最初のフィギュア作りはこの中からNo.2カーデガンで行きます。

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飛行機モデラー出身の私の目には、このハセガワのJKメイトシリーズが昨今のフィギュアブームに火を付けた様に見えました。やはりこのシリーズは4点完作を目指すべきだと思っています。No.1と3はすでに完成したので残り2点。順調に行けば今年前半にも完作できるかも知れません。

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このシリーズは少ないパーツ数ながらリアルなJKを再現しているのが特徴。このNo.2も6パーツしかありませんがディティールの細かさはご覧の通り。
 

いつもの通り、まずは全体を仮組みしました。リアルで自然な立ち姿、安定して自立します。特筆すべきはカーデガンの表面で、デジタル造形技術で細かい凹凸が付けられたことにより、布地の質感が見事に再現されています。この細かい凹凸があれば筆塗りでもムラになることはないでしょう。

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1点だけ気になった部分があります。顔パーツは本体と一体に成形された髪から襟元までの窪みに嵌め込む方式なのですが、すんなり嵌まる組立て作業性を重視したと見えて嵌めしろに遊びが有り、従ってすき間ができます。まあ塗装でごまかせる範囲ではありますが、自分としては1作入魂で行きたいのでポリパテを盛って修正しました。


 2021年1月10日(日)
 JKビネット新作 「街で中学時代の友だちに出会った」

 1週間のご無沙汰でした、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日は成人の日で祝日だから昨日の土曜日から3連休という方も多いと思います。年末年始の休みが終わり、仕事が始まってから最初の週末が3連休というのは休みに慣れた体を通常モードに戻すのに好都合ですね。ところで明日の成人式ですが、コロナの第3波が一向に収まらない中、式をやるのかやらないのか、自治体によってまちまちの様です。私が住んでいる地域の自治体は成人式を決行。式を4回に分けて1回当たりの参加人数を絞るとのことです。実は私の娘が来年成人式でして、すでに振袖のレンタル契約済で料金の支払いも終わっています。仮に来年の成人式が中止になっても振袖を着てスタジオで写真を撮ってもらうことになっているのですが、コロナの影響で業者の経営が傾かないか心配。決して安くないお金を払ったということもありますが、一生に一度の成人式に振袖を着れなかった、写真も撮れなかった・・ってならないか心配しています。

まあ1年先の心配はさて置いて模型の話題に移りましょう。今年最初の完成品は昨年末に作ったフィギュア2体を使ったビネットです。

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ビネットベースの制作過程を簡単に紹介します。今回のビネットは街が舞台です。街と言っても大都会の繁華街ではなく、郊外の小さな駅前商店街と言った感じにします。そんな感じを限られたビネットベースで表現するにはどうすれば良いか・・しばらく考えた末、路面と歩道と電柱と路上スタンド式看板を作ることにしました。上写真左端はプラ板とプラ棒の工作が終わったところです。これにタミヤ情景テクスチャーペイントを塗ってコンクリートとアスファルトの質感を出しました(上写真中央)。さらに電柱に巻き看板を追加して作品の情報量を増やします。

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そして約1年ぶりにJKビネットの新作が完成しました。
ビネット題名 :「街で中学時代の友だちに出会った」
中学時代に同級生だった女子高生二人、別々の高校に行ったのであまり会わなくなっちゃったけど、今日は学校帰りに偶然出会ったのでおしゃべりしながら一緒に帰ります。

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左(ブレザー) : 「ともみ」 令和南高等学校(県立・共学) 1年
右(カーデガン) : 「ゆい」 令和女学院高等学校(私立・女子高) 1年
     

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このフィギュア2体はまるで共演が前提であるかの様にポーズがマッチしていたので、塗り始める前からこのビネットの構想は固まっていました。完成してみるともくろみ通り、まずまず自然な感じに仕上がったと思います。両フィギュアの顔立ち、服装、それに身長も違うことがリアルに見える助けになっています。上写真左はPCの画面に街の風景を映し、その前にビネットを置いて撮影したものです。それをモノクロに加工したのが右側。色の情報が抜けることで色調の違和感がなくなり、よりリアルに見える気がします。ただし、レトロな感じになってしまいますが、それもまた良いかも知れません。


 2021年1月3日(日)
 あけましておめでとうございます。

 皆さま、新年あけましておめでとうございます。旧年中は当「赤い星」をご覧いただき、誠にありがとうございました。本年も従来と変わらず閲覧いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。さて、毎年恒例、年1回年明けのTOP画像更新、いつもは昨年の飛行機模型完成品の中からひとつ選んでいましたが、昨年:2020年の飛行機の完成品は遂にゼロになってしまいました。しかたがないので画像フォルダの中から今まで使っていなかった作品を見繕ってTOP画像を作った次第です。やはり1年に最低ひとつは飛行機模型を作って年初のTOP画像は新作で飾りたいですね。

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飛行機の不作とは反対に、女の子フィギュアは充実して来ました。そこで本格的にフィギュアを作り始めた2019年以降の作品を総動員して記念撮影。うちの樹脂娘が全員集合して新年のご挨拶を申し上げます。↓

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さて、今年の抱負ですが冒頭にも書いた通り、やはり最低1作は飛行機模型を作りたいです。昨年の完成実績は、飛行機0(ゼロ),潜水艦1,フィギュア11 の合計12作。何だかんだ言って月平均1作は作ってたんですね。今年は 飛行機1,潜水艦1 を最低目標とし、残りはフィギュアで合計12作以上を目指したいと思います。

 

 2020年12月27日(日)
 今年を振り返る

 今日は今年最後の日曜日となりました。次の日曜日は年明け1月3日ですので、この不定期日記は今回が2020年最後のUPとなります。皆さまこの1年、当・赤い星をご覧いただき誠にありがとうございました。これからも見に来てくださる方のお役に立てる様、微力を尽くして参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、それでは今年最後の日記ということで、この1年を振り返って見ましょう。今年は何と言ってもコロナの蔓延が社会に深刻な影を落とした1年でした。模型界でも静岡ホビーショーを始め展示会等のイベントが軒並み中止になる一方、巣ごもり現象でかえって模型を弄る時間が増えたというモデラーさんも多かったのではないでしょうか。私も制作は思いのほか進みまして年初の計画を上回る数を完成させることができました。それでは以下、順不同ですが今年の完成品をまとめて紹介させていただきます。

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1/15 実写版セ-ラ-ム-ン5体セット
2020/8/9 完成


15年ほど前に流通していた食玩フィギュアをリペイントしたものです。材質は軟質PVCでエナメル塗料が使えないため、ラッカーと油絵具で仕上げました。

1/350 ウィスキーロングビン級
2020/8/16 完成


長年制作途中だったものをようやく完成させました。フィギュア以外の唯一の完成品。

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1/12 ビネット
床が濡れておりますのでご注意ください
2020/2/23 完成
1/6 PVCフィギュアリペイント
JYOSHIKOUSEI
2020/10/18 完成
1/6 レジンフィギュア
SS-601「羞恥心」
2020/11/8 完成

上写真左端のビネットは11月に開催された吉本プラモデル部のネットコンテスト「模コン」に応募したところ、ファイナルステージに選ばれてYoutubeで紹介されました。嬉しかったです。中央の女子高生はPVCフィギュアのリペイントですが自分初の1/6完成品となりました。やはり1/6は大きくてインパクトがあります。そして右端は TETSU T&M先生原型の1/6レジンフィギュア「羞恥心」。初めて作った大人モノのフィギュアです。素晴らしい造形に感激しました。

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1/12 レジンフィギュア
JKHD-12S
2020/10/11 完成
1/12 レジンフィギュア
JKメイトシリーズ#01
2020/11/29 完成
1/12 レジンフィギュア
JKSC-12S
2020/12/20 完成

締めくくりは まっつく先生原型の1/12女子高生フィギュア3体。一口に女子高生と言ってもそれぞれ個性があり、みんな違ってみんなカワイイのでやめられません。ひとりの原型師さんが良くこんなに色々な女子高生を作り出せるものだと感心します。

以上、私のこの1年の模型ライフをご紹介しましたが、皆さまの今年の模型ライフはいかがでしたでしょうか。ご自分の世界を深く掘り下げた方、模型を通して外部との交流を拡げた方、それぞれの1年だったと思います。新しくやって来る令和3年、1日も早くコロナを抑え込んで従来の日常を取り戻し、展示会等で皆さまとお会いできる様になることを祈願して今年1年の締めのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。



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